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最新CMS導入ガイド〜ビジネスCMSの可能性〜 |
第6回:CMSの拡張と可能性
著者:彼方 金子 明敏 2006/9/25
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ECサイトのSEO/SEM
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ECパッケージによって動的に生成されるページが中心のECサイトでは、静的なページに比べ動的なページが検索エンジンにインデックスされにくいという問題をどうクリアするかが売り上げ拡大の1つのカギとなっています。
その1つの解として、CMSと商品データベースを連携させ、静的ページを生成する方法があります。これによりECサイトでは難しいとされる検索エンジンへの最適化(SEO/SEM)を実現し、アクセス増大に結び付けます。
Webサイトをめぐるシステム環境や社内・組織内の要求、社会的要請は常に変化しています。またWebサイトそのものも、それらに応じて新サービスの追加、サイト構造やデザインのリニューアルを計画・実施していくことになります。
企業や自治体では、導入時の要件にCMSがどこまで、そしてどう対応できるかだけではなく、こうした導入後の変化や新たな要件に同じCMSで対応可能かどうかを見極めることが、CMS選定の重要なポイントになります。
他システムとの親和性・拡張性に優れた「ビジネスCMS」の導入によって、「第3回:ビジネスで使うCMSの最新トレンド 〜 前編」「第4回:ビジネスで使うCMSの最新トレンド 〜 後編」で説明したWebサイト「新基準」を満たすだけでなく、そのポテンシャルを、サービスの向上や業務の次の展開に役立てていただければと思います。
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結びとして
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6回に渡って、「ビジネスCMS」をキーワードにCMSの基本から最新トレンド、導入事例、拡張性について解説してきた本連載はいかがでしたでしょうか。CMSの導入をお考えのみなさまに、今回の連載が多少なりともお役に立ちましたら幸いです。
筆者ら彼方株式会社では自社開発のCMS「ALAYA」を2002年の提供開始以降、多くのお客様の声にお応えしリリースを重ねると同時に、オプションやカスタマイズにより様々なWebサイト/業務フローに柔軟に対応してきました。Webサイトの満たすべき要件・役割と、可能性。その両面を今後も深く追求し、リリースや新機能という形でご提案していきたいと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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彼方株式会社
1995年よりWebマガジン「teleparc:テレパーク」(運営:富士通)の企画・制作・運営を行っていたテレパーク編集部が母体となり2001年に独立。企業・自治体サイトから中田英寿オフィシャルホームページといったエンターテインメント系サイトまで、自社製CMS を主軸にきめの細かいソリューションを提供中。
http://www.kanata-jp.com/
彼方コンテンツマネジメントシステム「ALAYA(アラヤ)」
10年以上にわたるWebサイト構築・運営経験を元に、制作現場のニーズを反映し開発したコンテンツマネジメントシステム。Webサイト運営の効率化はもとより、アクセシビリティ・コンプライアンス・情報セキュリティといった近年のWebサイトに求められる要件にお応えします。
http://www.kanata-jp.com/product/index.html
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著者プロフィール
彼方株式会社 金子 明敏
1995年から10余年にわたるWebサイト構築・運営のノウハウを活かし、自社開発したコンテンツマネジメントシステム「ALAYA」のプロダクトマネージャ。
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