コンソーシアムの知を結集し、成長し続ける次世代ERP - GRANDIT
市場ニーズを柔軟に吸収するコンソーシアム方式によるノウハウ集約型ERP
幅広い業務への対応が求められるERPパッケージにおいて、独自な視点に偏った製品は、導入する企業にその仕様を押し付けることにもなりかねません。
そこでGRANDITの開発はコンソーシアム方式を採用しています。コンソーシアムには日本の各業種を代表するユーザ系システム企業が中核となり、各社の技術、ノウハウを結集した形で最適仕様を決め、常に顧客視点を持った開発を行っています。
つまりGRANDITは1社だけのノウハウではなく、コンソーシアム各社を通して集められる様々な市場ニーズを常に取り込みながら、時代をリードしていく製品機能やサービスを提供し続けていくことが可能になっています。
また昨今重要性が叫ばれている内部統制への対応については、業務処理統制と全般統制における幅広い分野でのソリューションの提供が必要です。
現在は業務処理統制の中核となるGRANDITを中心に、コンサルティングやセキュリティ、文書管理などのコンソーシアム各社が持つ幅広いソリューションを統合して、可能な限りワンストップでお客様にサービスを提供できるスキームの構築を進めています。
図2:常に市場のノウハウを吸収し、製品にフィードバックする戦略的スキーム
(コンソーシアム方式)
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
幅広い機能網羅性 - 基本機能
会計や人事など、個別機能に特化した業務パッケージは多くありますが、ERPの本来の目的である「経営者の視点で全社の業務プロセスを統合管理し、部門間の情報共有・統合を実現する」ためには、本当の意味で統合されたERPが必要です。
GRANDITは統合ERPの特徴である一元化された統合データベースと一元化された統合マスタを持っています。現在は、経理、債権、債務、販売、 調達・在庫、製造、人事、給与、資産管理、経費の計10モジュールにより構成されており、経理、人事、購買、営業、製造などほぼすべての基幹業務をカバー しています。
モジュールの特徴
各モジュールの主な特徴として次の点があげられます。
- 経理・資産・経費
- 財務会計機能に加え、管理会計、資金管理、財務分析機能までも標準搭載。BI機能を使用して、非定型の管理会計資料を簡単に作成可能。
- 販売・調達在庫・製造
- 幅広い業種、業態における一連の業務とステータス管理に完全対応。部門/プロジェクト別管理、販売予算や海外取引管理機能も標準搭載。
- 債権・債務
- 銀行振込、手形、即日決算など多様な決済手段に対応し、外貨建取引の決済処理にも標準対応。回収消込や支払処理の自動化で決済業務の効率化を実現。
- 人事給与
- 人事情報と給与情報がリアルタイムに連動し、汎用的な情報検索が可能。様々な給与体系に対応し、パラメータによる任意の計算式設定が可能。
さらにすべてのモジュールには、従来は他社の製品と連携することで実現していたデータの多次元分析を可能にするBI(ビジネスインテリジェンス)やワークフローの機能を標準で実装しています。
例えば、このBIの機能を使って関東、関西、近畿の地域別の売上高をリアルタイムで把握し、素早い経営の意思決定に活用することもできます。また ワークフローの機能を使って、経費清算の申請や受注伝票などの承認ルートを設定して、業務フローの可視化を実現することも可能です。
業種別アドオン・テンプレートの提供
GRANDITコンソーシアムでは、様々な業種のユーザの声を吸い上げる一方で、激変するビジネス環境をいち早く掴み、製品開発へフィードバック し、GRANDIT本体の製品機能をレベルアップさせています。さらに販売系などの業種色の強い領域においては、コンソーシアム各社が強みを持つ領域にお いて、業種別のテンプレートを拡充させています。
現在では、アドオン・テンプレートとしてバランススコアカード、個別原価管理、貿易機能拡張、海外版、電子部品商社テンプレート、などが各コンソーシアム企業からリリースされています。
テンプレート種別 | 提供コンソーシアム名 |
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個別原価管理テンプレート | ITエンジニアリング |
商社拡張テンプレート | 双日システムズ |
付帯設備工事テンプレート | NECネクサソリューションズ |
バランス・スコアカード | NECネクサソリューションズ |
電子部品商社テンプレート | NECネクサソリューションズ |
英語版テンプレート | インフォコム |