|
|
1 2 3 次のページ
|
|
Oracleソフトウェアのインストールと設定
|
前回までは環境の紹介とOracle Clusterware(以下、OCW)のインストールについて説明をしてきました。今回はOracleソフトウェアのインストールとインストール後の設定について解説します。
|
Oracleソフトウェアのインストール準備
|
Oracle Universal Installer(以下、OUI)を起動するには、X Window Systemが利用できる環境が必要です。そのため、X端末やGUIなどのX Window Systemが利用できる環境を用意してください。
Oracleソフトウェアのインストール準備を行います。ここからの操作は1台のサーバのみで行います。なお本連載では、srv01サーバ上での操作を前提とします。
rootユーザでOracle Database 10g Release 2のCD-ROMまたはDVDのマウントを実行します。
CD-ROMまたはDVDのマウントコマンド
# mount /mnt/cdrom
rootユーザでCD-ROMまたはDVDが正常にマウントされていることを確認します。
CD-ROMまたはDVDのマウント確認コマンド
# df
|
Oracleソフトウェアのインストール
|
インストールの準備ができたら、続いてOracleソフトウェアのインストールを行います。OUI起動コマンドをユーザ「oracle」にて実行します。
OUI起動コマンド
$ /mnt/cdrom/database/runInstaller
OUIが起動すると、次のような要件チェックが実行されます。
図1:OUI起動時に行われる要件チェック
しばらくするとOUI起動画面が表示されます。その後、OUIの最初の画面が表示されますので、「次へ」をクリックして次の画面に進みます。続いてインストール・タイプを選択する画面が表示されますので、今回は「Standard Edtition」を選択して「次へ」をクリックします。
図2:インストール・タイプの選択
※注1:
製品の言語選択はこの画面で行います。「製品の言語」をクリックし、言語一覧の中から利用する言語を選択してください。
|
1 2 3 次のページ
|
|
|
|
著者プロフィール
日立システムアンドサービス オープンソリューション本部 カスタマサポートセンタ 熊川 哲也
Oracle Ver 6 の頃からOracle製品に携わり、Oracle製品のサポートおよびビジネスパートナーへの技術支援などの業務に従事している。プロフェッショナルとして、お客様やビジネスパートナーの期待に応えるサービスを提供できるよう常日頃から心がけている。
|
|
|
|