デモでもしようかCeltix 6

シナリオ1 HTTPSリスナで呼び出しの失敗

シナリオ1 HTTPSリスナで呼び出しの失敗

   HTTPSリスナがクライアントを認証するためには、クライアント側が適正な証明書を提示する必要があります。リスナは samples/hello_world_httpsディレクトリにある「celtix_server.xml」ファイルを参照し、コンフィギュレーショ ンを行います。

   クライアントのセキュリティ情報は「celtix_client.xml」ファイルから入手しています。参照先のbean idは「celtix.{http://objectweb.org/hello_world_soap_http}SOAPService /InsecurePort.http-client.」です。

   このシナリオではクライアントが適正な証明書を指定していないので、呼び出しは失敗します。

デモの起動

   UNIXとWindows共にサーバおよびクライアントを起動します。



ant server
ant client -Duser=insecure_user

シナリオ2 HTTPSリスナで呼び出しが成功

   シナリオ1と同じくHTTPSリスナを利用して認証テストを行います。クライアントのセキュリティ情報は「celtix_client.xml」 ファイルから入手しています。このテストではbean idとして「celtix.{http://objectweb.org/hello_world_soap_http}SOAPService /InsecurePort.http-client.」を参照します。

   クライアント側は証明書「src\demo\hw_https\resources\celtix.p12」をサーバへ通知するよう設定されています。

   サーバ側は「src\demo\hw_https\resources\abigcompany_ca.pem」の認証局を参照してクライアントを認証します。

   この例ではテキスト形式のコンフィグレーションファイルにパスワードなどの機密情報を保存しています。しかし実際の環境ではこのような手法はセキュリティ上好ましくありません。これはあくまでHTTPSリスナによる認証デモのための手法です。

デモの起動

   UNIXとWindows共にサーバおよびクライアントを起動します。



ant server
ant client -Duser=secure_user

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