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| TOMOYO Linuxをインストールしてみよう | ||||||||||||||
「第1回:国産セキュアOSの歩み」ではTOMOYO Linuxの概要について説明しました。 今回は実際にTOMOYO Linuxをインストールして、簡単な動作を体験するまでの流れを紹介します。途中カーネルの入れ替えが生じますが、基本的な手順は通常のソフトウェアのインストールと同様です。インストールにかかる時間も15分程度ですのでぜひチャレンジしてみてください。 | ||||||||||||||
| TOMOYO Linuxを導入する環境 | ||||||||||||||
今回TOMOYO Linuxを導入する環境は、CentOSのバージョン5です。CentOSそのもののインストールについては、以下の記事を参考にしてください。 CentOSのインストールは簡単! http://www.thinkit.co.jp/free/article/0706/8/1/ なお、CentOSが動作する新しいマシンを用意しなくても、無償で提供されているVMware Playerを使用し、Windows上の仮想マシンにCentOSとTOMOYO Linuxの環境を導入することもできます。 今回は、CentOS 5をGnomeなどのGUI環境なしでインストールした直後の状態から、TOMOYO Linuxの最新バージョンである1.4.1をインストールする手順を解説します。 | ||||||||||||||
| 導入準備 | ||||||||||||||
まず準備として、CentOSの初期状態で有効になっているセキュアOSであるSELinuxを無効にする操作を行います。本来TOMOYO LinuxとSELinuxは共存が可能ですが、SELinuxが原因でパッケージのインストールに失敗することがあります。無用な混乱を避けるためにも、TOMOYO Linuxの導入前にはSELinuxを無効にすることをお勧めします。 SELinuxを無効にするには「/etc/selinux/config」というファイルの「SELINUX=」行を以下のように変更し、Linuxを再起動します。 SELINUX=disabled | ||||||||||||||
| TOMOYO Linuxカーネルのインストール | ||||||||||||||
TOMOYO LinuxはLinuxカーネルに修正を加えることでセキュリティ強化を実現しています。本来TOMOYO Linuxの導入には、Linuxカーネルソースコードのダウンロードや修正、コンパイルといった作業が必要になります。この手順は少々煩雑なため、TOMOYO Linuxプロジェクトでは著名なディストリビューションに関して、すでにコンパイルまで終えたLinuxカーネルのパッケージを提供しています。 パッケージを用いれば、rpmやdebファイルをダウンロードしてコマンド1つを実行するだけで、簡単にTOMOYO Linuxカーネルをインストールすることができます。 CentOS 5のTOMOYO Linuxカーネルをダウンロードしインストールするには、rootユーザとなり、以下のコマンドを実行します。 wget http://osdn.dl.sourceforge.jp/tomoyo/25544/kernel-2.6.18-8.1.6.el5_tomoyo_1.4.1.i686.rpmTOMOYO Linuxカーネルのインストール自体はこれだけで完了です。「/boot/grub/grub.conf」ファイルをviやemacsなどの適当なテキストエディタで開いてみてください。以下のようなTOMOYO Linuxカーネルのエントリが追加されているはずです。 title CentOS (2.6.18-8.1.6.el5_tomoyo_1.4.1)このエントリの「kernel」行に、以下のように「init=/.init」というオプションを追記します。追記後は以下のようになります(赤字が追加した部分)。 title CentOS (2.6.18-8.1.6.el5_tomoyo_1.4.1)さらに、起動時にカーネルを選択しやすくするため、timeoutとhiddenmenuという行を以下のようにコメントアウトしておきます。 #timeout=5これでTOMOYO Linuxカーネルを使用するための設定は完了です。 | ||||||||||||||
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