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| StarTeamとは | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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本連載では、Borland StarTeam 2005 Release2の機能と使い方を実際に体験できるような形で紹介します。実際に実機で操作していただくと理解が高まると思いますが、読むだけでもある程度の感触が得られるように紹介します。 Borland StarTeam(以下StarTeam)は構成管理というカテゴリーに属する製品です。構成管理には、「ソフトウェア開発プロジェクトで作成される、ドキュメントやソースコードなどの成果物のバージョンを管理する」「複数の成果物から構成される意味のある塊をマーキングして、ビルド作業やリリース作業を確実に遂行することを支援する」「同一のコードベースから異なる目標を持った開発を実施する並行開発環境を提供する」といった3つの基本的な要素があります。 しかし、StarTeamの機能はこれらの基本的な構成管理機能だけではなく、次のような機能も含まれています。
表1:StarTeamの構成管理機能以外の機能
このようにStarTeamでは、ファイルの管理以外にも変更要求/要件/タスク/トピックという基本的な管理対象アイテムを持っています。これらのアイテムはソースコードがバージョン管理されるのと同じように、StarTeamの中でバージョン管理されます。
※注:
StarTeam製品には複数のエディションが存在し、これらすべてのアイテムを管理できるのは最上位エディションのEnterprise Advantage版に限られます。エディションごとの機能の違いは表2を参照してください。本連載は特定のエディションにしか備わっていない機能があっても、特に注釈を入れないで進めます。
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表2:StaeTeamエディションの機能一覧 |
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StarTeamでは各管理対象アイテムが単にバージョン管理されるだけでなく、2つのアイテム間のリンク情報を管理できます。リンクというのは、「これとこれを結んで管理しておけば、後で何か便利なことがあるだろうな」というものを結びつけるものです。 典型的なリンクの使い方としては、「変更要求アイテムと変更要求に関係して修正したファイルをリンクする」「要件アイテムと要件を実装するのに使用したファイルをリンクする」「タスクアイテムとタスクの成果物のファイルをリンクする」といった方法があげられます。 さらにStarTeamには、管理アイテムの状態遷移を一定のルールに従わせるためのワークフロー機能があります。このワークフローは、StarTeamを使用する会社やプロジェクトの方針にあわせた形でカスタマイズすることができます。 またこのワークフローのカスタマイズを行う場合には、StarTeamが標準で備えているアイテムプロパティの画面(フォーム)をカスタマイズして使うことも可能です。 |
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