「VirtualBox 7.1.10」リリース

6月8日 0:29

 OracleのVirtualBox最新版、「VirtualBox 7.1.10」が6月3日(現地時間)リリースされた。
 「VirtualBox」は、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、幅広いゲストOSに対応。個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

 「VirtualBox」は、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。

 「VirtualBox 7.1.10」では、Linux 6.15をサポートしたほか、複数の不具合が修正されるなどの機能強化、安定性の強化が施されている。利用者はアップデートが推奨される。

 VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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