ファイアウォール向けLinuxディストリビューション「IPFire 2.29 Core Update 198」リリース

11月2日 1:20

 オープンソースのファイアウォール向けLinuxディストリビューション「IPFire 2.29 Core Update 198」が10月28日(現地時間)、リリースされた。

 「IPFire」はファイアウォール向けLinuxディストリビューション。ルータもしくはプロキシとして利用することで、ファイアウォールを構築することができる。様々な攻撃からの防御機能を備えており、各種ログの取得も可能。

 「IPFire 2.29 Core Update 198」では、Suricata 8 シリーズへのアップグレードにより侵入防止システム (IPS) に大幅な改善が加わり、検出パフォーマンスと信頼性が向上した。また、GCC 15.2.0、GNU Binutils 2.42、glibc 2.42 で構成される最新のツールチェーンが搭載され、BIND 9.20.13、btrfs-progs 6.16、CMake 4.1.1、cURL 8.16.0、iproute2 6.16.0、LVM2 2.03.35など、各パッケージのアップデートも含まれている。

 「IPFire 2.29 Core Update 198」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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