「Ubuntu 25.10(Questing Quokka)」リリース

10月10日 0:47

 Canonicalは10月9日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 25.10 “Questing Quokkar”」をリリースした。

 Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「22.10」から半年ぶりのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。

 「Ubuntu 25.10」では、Linux 6.17をカーネルに採用し、デフォルトでGNOME 49が利用できるようになっている。また、GCC 15コンパイラツールチェーン、Python 3.13.7、OpenJDK Java 25、Rust 1.85など、多数のアップデートが含まれている。また、sudo-rs、Rust CoreutilsなどのRustシステムツールが利用できるようになるなどの新機軸も取り入れられている。

 「Ubuntu 25.10」は、デスクトップ向け「Ubuntu」、サーバ向け「Ubuntu Server」のほか、WSL版などが公開されている。Ubuntuのインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る