オープンソースのブートシステム「systemd 261」リリース ─ カーネルのライブ更新連携、クラウドIMDS機能を追加

BPF LSMによる実行制限、DHCPリレー、ソフトウェアTPM対応など

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 systemd Projectは6月19日(現地時間)、Linux向けシステム・サービス管理ソフトウェア「systemd 261」をリリースした。

 「systemd」は、Linuxシステムの起動やサービス管理を中心に、デバイス管理、ログ収集、ネットワーク設定、名前解決、時刻同期などの機能を提供するソフトウェア。多くのLinuxディストリビューションで標準のOSブートシステムとして採用されている。

 「systemd 261」では、LinuxカーネルのLive Update Orchestration(LUO)およびKexec Handover(KHO)との連携、新しいクラウドインスタンスメタデータサービス機能、BPF LSMを利用した実行制限、DHCPリレー対応など、多数の機能追加と改善が行われている。

 「systemd 261」のハイライトは次の通り。
〇LinuxカーネルのLive Update Orchestration/Kexec Handoverに対応
〇kexec実行時にサービスのファイルディスクリプタを保持する機能を追加
〇段階的なサービス展開を可能にするConditionFraction=を追加
〇クラウドのインスタンスメタデータサービスを抽象化するsystemd-imdsdを追加
〇BPF LSMを利用するRestrictFileSystemAccess=を追加
〇物理TPMがない環境向けにsystemd-tpm2-swtpm.serviceを追加
〇systemd-networkdにDHCPリレー機能を追加
〇systemd-resolvedでJSON形式による静的DNSレコード定義に対応
〇systemd-nspawnにソケットのアドレスファミリーを制限する機能を追加
〇systemd-nspawnの--user=オプションを--uid=へ改称
など。

 「systemd 261」は、GitHubからソースコードを入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート
GitHub

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