「KaOS 2026.06」リリース ─ initシステムをsystemdからDinitへ移行

標準環境をKDE Plasmaからniri/Noctaliaへ変更

11:51

 Linuxディストリビューション「KaOS 2026.06」が6月24日(現地時間)、リリースされた。

 KaOSは、単一のデスクトップ環境、単一のツールキット(Qt)を搭載し、パッケージ管理ツールにPacmanを採用した、64bit向けLinuxディストリビューション。ベースとなるLinuxディストリビューションはなく、独立してビルドされている。パッケージの数はある程度絞られているが、すべてKaOS専用にビルドされているため、安定的に動作する。日本語環境にも対応しており、専用のパッケージの導入と設定を行えば日本語環境も利用できる。

 「KaOS 2026.06」のハイライトは次の通り。
〇initシステムをsystemdからDinitへ移行
〇セッションおよびseat管理にTurnstileとseatdを採用
〇標準のデスクトップ環境をKDE Plasmaからniri/Noctaliaへ変更
〇ディスプレイマネージャをSDDMからgreetd/tuigreetへ変更
〇ブートローダにLimineを標準採用
〇Linux Kernel 7.0.13を採用
〇Dinit 0.22.0を採用
〇Qt 6.11.1を採用
〇CalamaresをWaylandのみの環境で利用可能に
〇コマンドプロンプトをpowerlineからStarshipへ変更
〇サウンドバックエンドをphonon-vlcからphonon-mpvへ変更
など。

 「KaOS 2026.06」はDinitベースの最初の安定版ISO。本リリースでは、システム起動やサービス管理の構成をsystemdからDinit、Turnstile、seatdの組み合わせへ移行したことが大きな特徴となる。

 KaOSは、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス
Systemd and the future of KaOS

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored