Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.30」リリース
2019年8月4日(日)
GNU Projectは8月1日(現地時間)、UNIX系OSなどで広く利用されているCライブラリであるGNU C library(glibc)の最新版、「glibc 2.30」がリリースされた。glibcは、C言語で記述されたプログラムで利用される関数のフリーなライブラリであり、Linuxでは事実上の標準実装となっている。
「glibc 2.30」では、Unicode 12.1がサポートされ、ja_JPロケールで新元号「令和」にも対応した。そのほかにもリンカや関数、ライブラリなどに複数の変更が施されているほか、いくつかの古いファイルが削除され、不具合の修正も施されている。
「glibc 2.30」のソースコードは、GNU Projectのダウンロードページや、ミラーサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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GNU C library(glibc)
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