Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.30」リリース
2019年8月4日(日)
GNU Projectは8月1日(現地時間)、UNIX系OSなどで広く利用されているCライブラリであるGNU C library(glibc)の最新版、「glibc 2.30」がリリースされた。glibcは、C言語で記述されたプログラムで利用される関数のフリーなライブラリであり、Linuxでは事実上の標準実装となっている。
「glibc 2.30」では、Unicode 12.1がサポートされ、ja_JPロケールで新元号「令和」にも対応した。そのほかにもリンカや関数、ライブラリなどに複数の変更が施されているほか、いくつかの古いファイルが削除され、不具合の修正も施されている。
「glibc 2.30」のソースコードは、GNU Projectのダウンロードページや、ミラーサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
GNU C library(glibc)
アナウンス
その他のニュース
- 2025/2/11 「Wine 10.1.0」リリース
- 2025/2/10 通信経路秘匿技術「Tor」を搭載した「Tor Browser 14.0.6」リリース
- 2025/2/10 OSブートシステム「SysVinit 3.14」リリース
- 2025/2/7 KDEのソフトウェア群「KDE Gear 24.12.2」リリース
- 2025/2/7 「curl 8.12.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。