Intezer、新しいLinuxマルウェア「OrBit」に対する注意喚起、新しい形の脅威に注意
2022年7月12日(火)
Intezerは7月10日(現地時間)、新しいLinuxマルウェア「OrBit」に対する注意喚起を発表した。
「OrBit」は、感染したマシンやサーバへのバックドアを作成するマルウェア。このマルウェアは、実行中のプロセスに感染することもあり、システムのアカウント情報を窃取したり、ttyコマンドをログに記録したりする機能を持っている、新しい形の脅威だという。また、OrBitは永続性が高くなるように作られており、被害に遭うとハッカーがシステムを乗っ取って情報を窃取できてしまう。
また、システムへのバックドアを作る機能も備えており、危険度の高い脅威となっている。Linux管理者は十分注意する必要がある。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Blogによる記事
その他のニュース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
- 2024/12/9 JavaScript/TypeScript対応Webフレームワーク「Astro 5.0」リリース
- 2024/12/8 openSUSE project、「openSUSE Leap micro 6.1」をリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。