DNSサーバに深刻度の高い脆弱性が複数発見、修正を施した「BIND 9.18.11/9.16.37」リリース
2023年1月28日(土)
DNSサーバBINDに、深刻度の高い脆弱性が複数発見された。
今回発表された脆弱性は、メモリ不足の発生(CVE-2022-3094)、およびDNSサービス停止(CVE-2022-3736・CVE-2022-3924)の恐れがあるもの。これらの脆弱性は、「BIND 9.18.0-9.18.10/9.16.12-9.16.36」に存在している。ISCは、この脆弱性を修正した「BIND 9.18.11」「9.16.37」をリリースしており、ユーザはアップグレードが強く推奨される。また、これ以外のバージョンのBINDはサポートが提供されていないため、ユーザはバージョンの移行が推奨される。
修正されたバージョンのISC BINDおよびISC DHCPは、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースアナウンス(JPRS)
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。