クラスキャット、SoftLayerベアメタル対応プライベートクラウド新製品を提供開始
クラスキャットは7月7日、SoftLayerベアメタル(物理占有型サーバ)をターゲットとする、プライベートクラウド・ソリューション「ClassCat Cloud」シリーズの新製品2種「ClassCat Cloud DC Edition v2.0」及び「ClassCat Cloud Enterprise Edition v4.6」の提供を開始することを発表した。
「ClassCat Cloud DC Edition v2.0」及び「ClassCat Cloud Enterprise Edition v4.6」は、企業の情報システム部門や中堅/中小企業(SMB)が容易にプライベートクラウドを導入・活用する事を可能とする、オールインワンなプライベートクラウド・ソリューション「ClassCat Cloud」シリーズの最新製品。プライベートクラウドの導入コストのハードルを大幅に下げて運用管理を容易にするために、SoftLayer クラウドの提供するベアメタル(物理占有型サーバ)上の利用に最適化して提供する。ベアメタル1台からでも構成可能となっている。
IaaSクラウド基盤には、既に十分な実績があるOpenStackとOpenNebulaを採用。いずれもフリーでオープンソースなクラウドソフトウェアスタック。「ClassCat Cloud DC Edition v2.0」はOpenStack最新リリースIcehouseを採用し、「ClassCat Cloud Enterprise Edition v4.6」はOpenNebula最新ステーブル版4.6(開発コード Carina)を採用している。仮想化技術はLinux標準装備のKVMハイパーバイザを利用。
本製品ではインストールや導入の手間はほとんどかからない。ベアメタルではオペレーティングシステムのインストールが自動化されているが、「ClassCat Cloud DC Edition v2.0」及び「ClassCat Cloud Enterprise Edition v4.6」のインストール・初期設定も自動化した。動作環境はRed Hat Enterprise Linux 6.5またはコミュニティ版CentOS 6.5が選択可能。
クラスキャットが独自に開発したWeb管理ツール「ClassCat Cloud Manager」を標準装備。OpenStackやOpenNebulaが提供する機能を統一された操作性でブラウザから一元管理することが可能。また、動作検証済みの各種アプリケーションが「ClassCat Cloud Ready プログラム」により仮想アプライアンスとして提供される。
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