キヤノンITS、マルチプロトコルEDIサーバ「EDI-Master B2B Gateway Ver1.3」を販売開始、Linux版を追加
2018年9月4日(火)
キヤノンITソリューションズは 9月4日、複数のプロトコルに対応するマルチプロトコルEDIサーバ「EDI-Master B2B Gateway Ver1.3」を発売開始した。
「EDI-Masterシリーズ」は、小規模クライアント用途から大規模のサーバ用途まで対応可能なEDIソフトウエア製品群。「EDI-Master B2B Gateway」は、企業間EDIで多く利用されている複数のEDIプロトコルを1システムに統合し、取引先の拡大や既存EDIシステムの拡張に柔軟に対応できるEDIサーバ製品。「EDI-Master B2B Gateway Ver1.3」では、EDI-Masterシリーズの強みである、使いやすさと高い相互接続性を継承しつつ、既存製品では未対応であったLinux環境におけるインターネットEDI通信手順への対応を実現した。
「EDI-Master B2B Gateway Ver1.3」では、Linux環境(Red Hat Enterprise Linux)に新たに対応し、UNIXからLinuxへのマイグレーション対応や、堅牢なシステム構築、クラウド環境における稼働など、より幅広いニーズに応えることが可能になる。
標準価格は、Windows版(4回線)が50万円~、Linux版(4回線)が150万円~(いずれも税別)。キヤノンITSでは、今後、EDI-Master B2B Gateway以外のEDIソリューションについてもLinuxへの対応を進めていくとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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