Exadel Studioとは
Exadel Studioは、米Exadel社が開発しているEclipseプラグインで、StrutsやJSFの開発支援機能を中心にWebアプリケーション開発をサポートする多彩な機能を備えています。
Exadel Studioには商用バージョンと無償バージョンが存在しますが、本稿では執筆時点の最新版であるExadel Studio 3.0.4の無償版を使用したStruts/JSF開発について見ていきます。
インストール
Exadel Studioの動作環境は次のとおりです。
- WindowsまたはLinux
- Eclipse 3.1
- JDK 1.4.2以降
本稿ではWindows環境のEclipse 3.1.1にLanguage Packを適用した環境にインストールを行います。なお、Exadel Studioは動作に多くのメモリーを必要とするため、VMのヒープメモリーを512MB以上に指定することが推奨されています。
インストーラでインストールを行った場合、スタートメニューから起動すると自動的にヒープサイズが512MBに指定された状態で起動しますが、eclipse.exeを直接起動する場合は以下のように引数を指定してください。
eclipse.exe -clean -vmargs -Xmx512M Exadel Studioは以下のURLのproductsからダウンロード可能です(初回はユーザー登録が必要です)。
今回はWindows用のExadelStudio-3.0.4.exeをダウンロードしました。
ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックするとインストーラが起動しますが、このインストーラはインストール済みのEclipseに対してExadel Studioをインストールします(図1)。

図1:Exadel StudioをインストールするEclipseの指定
したがって、Exadel Studioのインストーラを起動する前にあらかじめEclipseをインストールしておく必要があります。
インストールが完了すると、Windowsのスタートメニューの「すべてのプログラム→Exadel Studio 3.0.4→Launch Eclipse」からExadel Studioを起動することができます。