アシストのPostgreSQL各種支援サービスが、新バージョン9.2に対応
アシストは9月25日、オープンソースソフトウェアのデータベースシステム「PostgreSQL」の新バージョン9.2に対応した各種支援サービスを開始した。
PostgreSQLの新バージョン9.2では、マルチCPU環境で最高64コアまで検索性能が向上、また、インデックスだけを参照して検索結果を返すことができる「Index-only scan」などにより、大規模データで数十倍の性能向上が得られる機能が実装されている。さらに、レプリケーション機能強化として、スタンバイサーバから別のスタンバイサーバにレプリケーションを行う「カスケード・レプリケーション」が実装され、より高い可用性を持つシステム構成が可能となっている。
「PostgreSQL」プロダクトサポート・サービスは、対応時間やサポート内容により、エントリ、スタンダード、エンタープライズと3コースに分かれる。最上位のエンタープライズでは、24時間365日対応、マニュアル・レベルの確認/発生事象の再現確認、ソース・レベルの確認/修正パッチの提供、各種ミドルウェアのサポートが提供される。契約形態は、サーバ契約、サイト25契約(25サーバまで)、会社契約から選択可能。問い合わせ方法は電話、FAX、Web、E-Mailに対応する。
プロダクトサポート期間は、PostgreSQL開発コミュニティのプロダクト・メンテナンス期間(プロダクト提供開始日より5年間)に提供するサポート「FULL SUPPORT」、FULL SUPPORT終了後の2年間に提供するサポート「CONTINUOUS SUPPORT」、CONTINUOUS SUPPORT終了後の3年間に提供するサポート「EXTENDED SUPPORT」から選択できる。PostgreSQLのバージョンによって期間は異なるが、バージョン9.2でEXTENDED SUPPORTの場合、2022年9月までのサポートを受けることができる。
アシストではPostgreSQLの普及を目的に、PostgreSQLの活用事例や、PostgreSQL 9.2の機能紹介、最新ハードウェアとPCI-SSDを利用したベスト・プラクティスなどを紹介するセミナーを10月12日に同社の市ヶ谷セミナールームで開催する。
アシスト
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