ACCESS、自社開発のiBeaconライブラリをオープン化し、提供開始
2014年3月13日(木)
ACCESSは3月7日、iOS7の標準BLE機能であるiBeacon(アイビーコン)に、スマートフォン向けアプリケーションを対応させるためのライブラリをオープンソース化し、提供開始した。
ACCESSは、Beaconを用いたスマートフォン向けサービスの導入を容易に実現するトータルソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF)」(iBeacon対応)を開発し、2月より「ABF」評価キットを提供しているが、この度、Beaconサービス市場の活性化および拡大を支援するため、要望の多かった自社開発のライブラリをオープンソース化した。
ACCESS Beacon Framework(ABF)は、BeaconとBLE対応スマートフォン、クラウド技術とを連携させて、複数のスマートフォンとBeacon間で自律的な情報の送受信や高度なサービスを可能にするソリューション。ABFでは、Beaconハードウェア、Beaconクラウド管理システム、スマートフォン・アプリケーションをワンストップで提供するので、事業者はBeaconサービスの検討・導入を迅速に、コスト効率よく行うことが可能となる。
本ライブラリを実装するだけで、既にiOSスマートフォンを対象にO2Oサービス等を展開している事業者は、既存のスマートフォン向けアプリケーションを容易にiBeaconに対応させることが可能になるなど、事業者のiBeacon向けサービスの開発・市場投入を迅速化する。
今後は、Android OS対応ABFのライブラリもオープン化し、提供開始する予定。
その他のニュース
- 2024/12/25 プログラム言語「Ruby 3.4.0/3.4.1」リリース
- 2024/12/25 Apple Silicon向けの「Fedora Asahi Remix 41」リリース
- 2024/12/24 「PHP 8.4.2」リリース
- 2024/12/24 Arch Linuxをベースとした「CachyOS」の2024年12月版リリース
- 2024/12/23 システム管理者向けライブLinuxディストリビューション「Grml 2024.12」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- オンデマンドワンとマインド、iBeacon技術を用いた無線打刻機とMosP勤怠管理の連携ソリューションを提供
- ACCESS、はてなのクラウドパフォーマンス管理サービス 「Mackerel」を販売開始
- Eddystoneでビーコンはどの様に進化するのか
- 近距離IoT無線の主役ーBluetooth Low EnergyからBluetooth 5へ
- スマートフォン選択とUI
- スマホアプリ開発にも役立つHTML5の8つの技術
- グーグルの最新技術がBluetoothビーコンの促進にどう貢献するか
- モバイルを諦めたMicrosoft、iOS開発者を求める
- NEC、スマートフォンをクラウド上に仮想化できるサービスを販売開始
- HTML5でクロスプラットフォーム開発を実現する4つのツール