日本HP、多様なワークロードに対応した統合型アプライアンスシステム「HP ConvergedSystem」4シリーズを発表
日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は4月17日、企業に必要なアプリケーション稼動環境を迅速、低コストで提供する新しい統合型アプライアンスシステム「HP ConvergedSystem」を発表した。企業における多様なワークロードに対応し、サーバー仮想化向けの「HP ConvergedSystem for Virtualization」、クラウド向けの「HP ConvergedSystem for Cloud」、ビッグデータ向けの「HP ConvergedSystem for Big Data」、モバイル向けの「HP ConvergedSystem for Mobility」の4シリーズをラインアップする。あわせて、標準技術のOpenStackにより中核機能を刷新したクラウド基盤管理ソフトウェア「HP CloudSystem」を販売開始し、オープンな統合クラウド基盤の実現を支援する。
「HP ConvergedSystem」ラインアップには、サーバー仮想化(for Virtualization)、クラウド(for Cloud)、ビッグデータ(for Big Data)、モバイル(for Mobility)の4つのワークロードにフォーカスしたソリューションを用意している。それぞれのワークロードごとに最適なサーバー、ストレージ、ネットワーク、アプリケーションを統合し、ワンストップでの提供が可能。これにより、ユーザーは必要なアプリケーション稼働環境を迅速かつ低コストで導入することができ、TCOの削減に貢献する。
また、「HP ConvergedSystem」の提供開始にあわせて、クラウド基盤管理ソフトウェアの新製品「HP CloudSystem」を販売開始した。現在提供中のクラウド基盤管理ソフトウェア「HP Matrix Operating Environment」(Matrix OE)では主にHP独自技術をベースにしていたのに対し、今回の「HP CloudSystem」では標準技術であるOpenStackをベースにしたHP Cloud OSを採用し、中核機能を刷新している。これにより、エンタープライズ向けに真のオープンなクラウド統合基盤を実現する。なお、「HP CloudSystem」は、クラウド向け統合アプライアンスシステム「HP ConvergedSystem for Cloud」の管理機能として標準提供される。
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