見られても平気な自宅サーバーを作る 2

2. マザーボード

2. マザーボード

Cubeのサイズによる制限から、必然的にMini-ITXを選択することになります。Mini-ITXのサイズは基本的に170*170で、Cubeにぎりぎり収まる位の大きさです。選択する際の基準は、以下のとおりです。

Sandy Bridgeに合わせた条件

  • CPUスロット LGA1155
  • チップメーカー Intel

その他の条件

  1. 販売時期が新しいもの
  2. USB3.0(転送速度が速いため)
  3. SATA6.0G(転送速度が速いため)

※Mini-ITXでも、製品によってサイズが微妙に違いますので、購入の際はご注意ください。
例)
DH67CFB3(Intel) 172x172mm
DQ67EPB3(Intel) 127x127mm

CPUの互換性は、以下のサイトにて確認することができます。

インテル製マザーボード
→参照:プロセッサーおよびボードの互換性ツール

サードパーティのボード (画面右側 枠内にリンクあり) 
→参照:Motherboard Selector Tool

こちらに記載のないマザーボードでも、マザーボードメーカーのページでは対応CPUとして明記されていることもあります。
マザーボードメーカーのページも確認すると良いでしょう。

今回購入したマザーボード
→参照:ASUS P8H67-I

今回選択したマザーボードのサイズは、171x171mmのため、後ほど、ケースに入らない分を削ります。

内容物

3. SSD + 2.5->3.5インチ変換マウンタ

今回、いろいろとCubeについて確認していたところ、構造的に熱を持ちやすいとの話だったため、HDDより熱放出の低いSSDを使用することで、温度の上昇を防ぎます。

SSDはCrucialのm3をノートPCのHDDを換装して使用、価格とベンチマーク、使用感それぞれ満足しています。Crucial m4 の64GBが出たばかりのため、こちらを購入しました。

公式では、 動作時温度:10°~35°Cのため、この温度になるようにします。

今回購入したSSD
→参照:Crucial m4 64GB

SSDをそのまま使用すると、内部で固定できません。SSDを取り付けるために、2.5インチHDD変換マウンタを使用します。

SSDを取り付けるためのマウンタ
→参照:ainex HDM-03

取り付け場所がないため、後ほど、取り付けるねじ穴を作成します。

4. DVD-ROMドライブ

交換する必要がないため、そのまま使用します。しかし、マザーボードにIDE接続のポートがないため、SATAに変換する必要があります。ATAPI(IDE)->SATAの変換アダプタを購入します。

変換アダプタ
→参照:スゴイアダプタ SATA BOX

5. 電源

通常の電源では、大きすぎるため、ACアダプター用の電源を用意します。ネットショップにて購入しました。

ACアダプター用の電源:
→参照:NT-ITX/PW120W Plus

6. メモリ

マザーボードに乗せるメモリは、デュアルチャネルのため、同じサイズ容量のものが必要です。4GB*2枚を一番安いところで購入しました(4GB*2 約5,000円)。

7. ATX電源スイッチ&LED

ATX電源スイッチは、2つ位しか選択肢がありませんでした。

LEDは、3mmまたは5mmの、PowerLEDを使用します。

パーツ購入時の金額は、大まかに以下のサイトの見積もり計算表を使用させて頂き、算出しました。

自作大図鑑:自作パソコン(自作PC)の見積もり計算表

今回選んだパーツ一覧

番号 項目 購入
1 ケース 流用
2 CPU i5 2405s(Intel)
3 ヒートシンク CPU付属のCPUクーラー
4 マザーボード P8-H67-I(ASUS)
5 メモリ DDR3 1333 4GB
6 HDD 2.5インチ SSD(Crucial m4 64GB)+3.5インチ変換マウンタ
7 DVD-ROMドライブ SATA接続に変更するため、ATAPI->SATA変換アダプタ
8 電源 ACアダプタ用
9 スイッチ ATX電源スイッチ&LED

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