優勝チームメンバーが語るINSTALL MANIAX 5決勝大会

2012年1月30日(月)
Think IT編集部

いざ!準決勝第二試合

事前に以前の大会記事を確認し、インストールマニアックスの決勝は、「時間との戦い」と思ったため、「ミスをしないオペレーション」「時間の節約」を心がけました。

以前の決勝戦にて、「パスワード相違によるインストールしなおし」「インストール後の確認不可」といったことがあったようですので、ささいなことではありますが、オペレーションに関しては、以下の2点を徹底しました。

1. 入力ミス予防その1:パスワードのコピペミス防止
パスワードはnotepadに書いておく。
しかし、画面に映ってばれてしまうため、最後の1文字だけは手入力する。
例:passwordのうち、passwor までをnotepadに書く
2. 入力ミス予防その2:OSS名の使用に関して
すべてコピペ、また、大文字小文字は変換キー使用
例:
NG:sugarCRM-> sugercrm (スペルミス)
OK:sugarCRM-> sugarcrm
3. オペレーション内容のチェック
設定画面は必ず、リーダー、linyixianさんに確認してもらい、[Next]を押下しました。

準決勝第二試合では、中堅まで「世界のAzure」と同点だったため、とにかく、時間のロスをしないように意識しました。そのため、試合展開まで見ることができず、「追う立場」「ちょっと追われる立場」であることを認識はしていましたが、点数差まではまったく気にする余裕もなく、とにかく多くインストールすることに集中していました。

ここでは、実は秘密兵器なるものがあったのですが、チームで相談して使用しないことを決め、他チームと同じく手動でのインストールを実施しました。

インストールに集中する、ごはん大好き氏

準決勝第二試合の結果

順位 チーム名 得点
1位 世界のAzure 36
1位 GOPAN NATION 36
3位 BOBS 30

同点1位のため、決勝進出チームが2組となりました。以下の表を見て頂くと分かるのですが、大将のインストール点数は同一の30点となっていて、レベルの高さが伺えます。

◆得点の内訳

  GOPAN NATION BOBS 世界のAzure
先鋒 2 0 0
中堅 4 0 6
大将 30 30 30
合計 36 30 36

◆選手の出場順

  GOPAN NATION BOBS 世界のAzure
先鋒 Kazumix 64 ゲツ
中堅 linyixian サキ okcoder
大将 ごはん大好き ナツキ mli

最後まで追いつ追われつを繰り返し、どこか勝つか分からない、または、もう少しで3組全員、決勝進出という接戦でした。

準決勝を終えて

準決勝第二試合のあとは、同点一位ということで、ホッとするとともに、sugarCRMのデモデータ投入という、時間のロスを反省しました。このロスがなければ、最後のOSSをインストールする時間がありました。

しかし、結果論にはなりますが、「世界のAzure」と同点一位となり、決勝で再度、「世界のAzure」と対決したため、これは怪我の功名かもしれません。逆に「世界のAzure」も、うまい棒やパスがなければ、状況は変わっていたと思います。

副編集長の、「引きの良さといった運も勝負を左右する」というコメントを、まさに体現した試合運びになったと思います。

→動画:IM5 決勝第2試合(USTREAM)

準決勝第二試合中のやりとりをUSTより少し抜粋。

IM5「(先鋒で)どこまで進みましたか?」
 BOBS「秘密です(64)」

IM5「(中堅で)パスして正解でしたか?」
 GOPAN「残り10分経過した時の設定の複雑さを考慮しました(Kazumix)」

IM5「(世界のAzureのお子さんを見て)次回、お子さんはインストールポイント10倍!(笑)」

IM5「(sugarCRMの)サンプルデータの投入を待っている感じですか?」
 GOPAN「要らないのに入れちゃったー(kazumix)」

IM5「[01:01:57]BOBSが追い上げに入っています(ここでGOPANと同点)」

“オープンソース技術の実践活用メディア” をスローガンに、インプレスグループが運営するエンジニアのための技術解説サイト。開発の現場で役立つノウハウ記事を毎日公開しています。

2004年の開設当初からOSS(オープンソースソフトウェア)に着目、近年は特にクラウドを取り巻く技術動向に注力し、ビジネスシーンでOSSを有効活用するための情報発信を続けています。クラウドネイティブ技術に特化したビジネスセミナー「CloudNative Days」や、Think ITと読者、著者の3者をつなぐコミュニティづくりのための勉強会「Think IT+α勉強会」、Web連載記事の書籍化など、Webサイトにとどまらない統合的なメディア展開に挑戦しています。

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