夏の暑さに負けない、オープンソースカンファレンス2013Kansai/Kyoto
企業ブース・後援団体ブース
さくらインターネット株式会社
さくらインターネットのブースでは、「さくらのクラウド」公式キャラクターの桜庭愛さんが二次元を飛び出して登場。「さくらのクラウド」2万円分無料チケットを来場者やブースに配布していました。
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
無償で全機能を使えるXenServer6.2の提供が始まるなど、オープンソースへの取り組みが盛んなシトリックスのブースでは、クラウド基盤ソフトウェアのApache CloudStackや、様々なネットワークサービスを提供可能なNetScalerのデモを行っていました。
Zabbix Japan
運用管理のOSSとして有名なZabbixのブース。OSC京都ではZabbix 2.2とZabbix Enterprise Applianceを紹介していました。
株式会社オージス総研
オージス総研のサイトでは、開発したソフトウェアの中からOSSを自動検出するツール「Palamida」を出展。来場者のための「OSS即興診断」コーナーを開設していました。
Bashoジャパン株式会社 / 東京エレクトロンデバイス株式会社
東京エレクトロンデバイスとパートナーシップを結ぶ、Bashoの分散KVSであるRiakと、Amazon S3 API互換のクラウドストレージRiak CSの動作デモを紹介。ロゴの入ったおしゃれなステッカーや扇子を配布していました。
CodeIQ(コードアイキュー)
リクルートの運営するエンジニアの腕試し&転職活動のためのサイト「CodeIQ」。OSC京都では問題を解くとAmazonギフト券5000円が抽選で当たるキャンペーンを実施していました。このキャラクターは「キュラゲ」というそうです。
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
富士通SSLのブースでは、同社が提供する「OSSミドルウェアサポート・サービス」を中心に、遠隔地へのバックアップサービスやデータベースコストを削減するためのソリューションなどを紹介していました。
ミラクル・リナックス株式会社
ミラクル・リナックスのブースでは、主要製品の紹介と、隣りの机でZabbix/Nagiosの監視統合ビューア「Hatohol(はとほる)」を紹介。綴りは異なりますが、ハトホルとはエジプトの女神名を指し、同社の「MIRACLE ZBX」でその目がマークとして使われているホルス神とは夫婦の関係にあたるようです。
特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
LPIではLinux技術者認定試験(LPIC)を紹介。試験学習用の認定書籍が多数展示されていました。マスコットのLPIC君、LPICちゃんも一緒に。
特定非営利活動法人コモンズネット
教育機関を中心に、CMSとLMS(Learning Management System)、グループウェアが統合されたNetCommonsを紹介。学校や企業e-ラーニングサイトなど3000を超える機関が活用しています。皆さんノリノリで写って頂きました。
京都府警察サイバー犯罪対策課
出展ブースの中でも珍しい存在だった京都府警察犯罪対策課は、京都精華大学と協力して作成したサイバー犯罪防止のための漫画を配布していました。
他にも多数のブースが出展して会場は賑わっていました。全ては紹介しきれませんでしたが、多くのブースで出展者が熱心に説明する姿や、聞き入る来場者の姿が目立ちました。
ちなみに、Think IT編集部ではOCS福岡に続き今回もブースを出展。7月にリニューアルしたサイトや、PCやタブレットで人気記事の紹介を行いました。
70近いセミナーセッションを実施
2日間の開催期間中、68ものセッションが行われました(パンフレットより)。8つある会場には、コミュニティブースのあるアトリウムも含まれていて、興味を持った人が気軽に参加できるようになっていました。
OSCのページでは、来場できなかった人でも閲覧可能な、多くの興味深いセッション資料へのリンクが紹介されています。
→ オープンソースカンファレンス2013 Kansai@Kyoto
ライトニングトーク
OSCではお馴染みのライトニングトーク(LT)は、稲妻(Lightning)の名が示す通り、5分という短い時間で自身の活動を紹介する定番コーナーです。全セッション終了後ということもあって、会場は入りきれないくらいの人が集まりました。
展示ブースで紹介した土Ejectユーザー会のあっきぃ氏による布教活動(?)のような楽しいものから、Metasepi Projectの岡部究氏による「ReVIEWとLibreOfficeで本を書きましょう!」などためになる内容もあり、また、地元の大学生を中心とした京都スタッフの活動報告など、5分という短い時間を最大限活用した発表が続きました。
中でも、GNOME 日本語翻訳チームの岡野考悌さんのLTは相変わらず独壇場ともいうべき密度で、ネタなのか本気なのか分からない、畳みかけるようなトークに会場内は爆笑の渦に巻き込まれました。この空気感は実際に参加してみないとなかなかお伝えするのが難しいのですが。
全イベント終了後、KRP内の会場で懇親会が開催されました。展示ブースにいて交流のとれなかったコミュニティメンバーも思い思いに交流を楽しみ、OSC2013Kansai/Kyotoの幕は閉じました。
次回以降のOSCは、8月24日(土)にOSC島根、9月14日(土)にOSC北海道が開催されます。
【関連リンク】
(リンク先最終アクセス:2013.08)
連載バックナンバー
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- オープンソースカンファレンスに行こう!OSC浜松、OSC福岡レポート
- 「オープンソースカンファレンス2015 Kansai@Kyoto」が8月7日、8日に開催
- 東日本大震災支援緊急企画「OSSチャリティーセミナー」レポート
- CloudStackの最新アップデートやジョブ管理OSSによるDevOps紹介 - オープンソースカンファレンス2013 Tokyo/Fall-
- Facebookのデータセンターやビジネス活用の進むOSSなどを紹介 - オープンソースカンファレンス2013 Hokkaido-
- 1700名もの参加者が明星大学に集うOSSの祭典!OSC東京レポート
- オープンソースカンファレンス2012 Fukuoka
- オープンソースカンファレンス2012 Hiroshima
- ビジネスでオープンソースのさらなる活用を! - オープンソースカンファレンス2013.Enterprise-
- Pythonデベロッパがサンタクララに集結!PyCon US レポート