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ETロボコン2014チャンピオンシップ大会レポート(後編)

2015年1月14日(水)
鈴木 尚志

ふりかえり、そして来年に向けて:教育セッション

2日目の11月20日(木)は、人材育成を目的としたETロボコンの特徴でもある教育セッションが行われた。大会参加者のみならず、出場を検討中の人たちも集まり、大盛況であった。

この日は審査委員長、性能審査団からの今回の大会総評に始まり、有志による、「仕様未確定エリア」にどれだけ早く対応できるか?を競うエキジビションマッチである「難所チャレンジ」が行われ、会場は盛り上がった。また、審査委員による特定テーマの勉強会である「ミニワークショップ」、そしてそれぞれのモデルを審査委員に持ち込んで、指導、添削などを受ける「モデル相談所」が午後3時頃まで行われ、ETロボコン2014の熱い冬は終わった。見応えのある良い大会であった。

モデリング相談所

図5:モデリング相談所

おわりに:ETロボコンのススメ

ETロボコンには様々な魅力がある。一言で言ってしまえば、組込みソフトウェア開発を競い合うコンテストなのだが、何よりも学生、社会人を問わず、同じ土俵で戦い、知識の交流を通じてそれぞれが成長することが感じられるところが最大の魅力だろう。とかく、学校や企業や業界に閉じこもりがちな組込み技術者同士がオープンに向き合い、技術でぶつかり合えるこの場は、日本の組込み産業の成長のためにも、とても重要な場なのではないかと思うのだ。

最後に、もしあなたがETロボコンを見た事がない組込み技術者であるならば、ほんの少しでよいのでETロボコンに興味を持って欲しい。できれば是非、CS大会に足を運んでみて欲しい。これだけの数の組み込み技術者が目を輝かせて一堂に会する機会など他にはなかなか見られない。色々な意味で目から鱗が何百枚も落ちることになるだろう。

黄色いTシャツの実行委員たちは、皆の挑戦を待っている。来年もまた会おう。

来年の参加をお待ちしています

図6:来年の参加をお待ちしています

【関連URL】
ETロボコン2014公式サイト

株式会社コギトマキナ代表取締役社長 / システムズアーキテクト

1991年に日本アイビーエム大和研究所入社、社内外の多種多様な組み込みシステムの製品開発に従事後、組込みシステム開発のエバンジェリストとして活動。「ストーリーのあるモノづくり」を旗頭に2012年に独立。他、ETロボコン本部審査委員、IPA/SECソフトウェア高信頼化推進委員会、鶴岡高専特命教授など兼任し、組込み開発業界のスキマ家具屋さんとなっている最近。海が好き。

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