VR/AR両対応の「Lynx R-1」クラファンが目標額の3,900万円を突破
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。なかでも注目なのは、LynxによるVR/AR両対応の「Lynx R-1」のクラウドファンディングに関する報道でしょう。
クラウドファンディングは10月4日に開始され、わずか3日で目標金額の30万ユーロ(約3,900万円)を突破しました。さらに10月8日時点では41万ユーロ(約5,400万円)を突破し、注目を集めています。「Lynx R-1」の出荷は2022年4月から開始予定です。
VR/AR両対応の「Lynx R-1」クラウドファンディングが目標額を突破
フランスのLynxのVR/AR両対応ヘッドセット「Lynx R-1」が、クラウドファンディングで目標金額30万ユーロ(約3,900万円)を達成しました。
Lynx R-1は、一般ユーザー向けの一体型VR/ARヘッドセットです。クアルコムのVR/AR専用チップ「XR-2」を搭載し、ヘッドセットの前面に搭載されたカメラで現実空間を認識します。カメラをオフにした「VRモード」、カメラをオンにしてバーチャルな情報を現実世界に重ねる「ARモード」を切り替えることが可能です。
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VR/AR両対応の「Lynx R-1」クラウドファンディングが目標額を突破、4,800万円に到達
https://www.moguravr.com/lynx-r-1-crowdfunding-2/
キヤノンが180度VR撮影に参入、専用の魚眼レンズを12月発売
キヤノン株式会社は、VR映像制作が行える撮影システム「EOS VR SYSTEM」を発表しました。あわせて、高画質な180度VR動画を撮影できる魚眼レンズ「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」を2021年12月下旬に発売予定です。
EOS VR SYSTEMは、ミラーレスカメラと専用のレンズ、PCソフトウェアで構成されています。PCソフトウェアでは、VR規格への変換や簡易的な編集が可能です。EOS VR SYSTEMでは撮影前のカメラ位置の調整や同期設定も、撮影後に映像を繋ぎ合わせる作業も不要で、映像制作ワークフローの効率化を狙っています。
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キヤノンが180度VR撮影に参入、専用の魚眼レンズを12月発売
https://www.moguravr.com/eos-vr-system/
フェイスブックがソーシャルVR「Horizon Worlds」のクリエイター支援ファンド設立
フェイスブックは、開発を続けているソーシャルVRサービス「Facebook Horizon」の名称を「Horizon Worlds」に変更することを発表しました。あわせて同サービスのクリエイター支援を目的とした、1,000万ドル(約11億円)規模のファンドを設立しました。
Horizon Worldsは、2019年9月末にFacebook Horizonの名称で発表されたフェイスブックのソーシャルVRサービスです。プレイヤーは自身のアバターを作成してバーチャルワールドに参加し、他のユーザーとのコミュニケーションやゲームを楽しむことができます。
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フェイスブックがソーシャルVR「Horizon Worlds」のクリエイター支援ファンド設立、約11億円規模
https://www.moguravr.com/horizon-worlds-creator-support-fund/
Unity、プロスポーツ向けのリアルタイム3Dプラットフォーム「Unity Metacast」を発表
ゲーム制作エンジン「Unity」を開発・提供するUnity Technologiesは、スポーツ配信・観戦向けの新プラットフォーム「Unity Metacast」を発表しました。格闘技のリング内や選手の隣など、360度あらゆる角度から視聴できるコンテンツの開発・提供を実現します。
Unity Metacastは、インタラクティブなコンテンツを作成し、視聴者に直接提供するためのリアルタイム3Dスポーツプラットフォームです。ボリューメトリック技術を採用しており、あらゆる角度から選手やステージをリアルタイムで視聴可能です。
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Unity、プロスポーツ向けのリアルタイム3Dプラットフォーム「Unity Metacast」を発表
https://www.moguravr.com/unity-metacast/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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