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| RHEL4に関しての注意点 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ここまででサポートされる最大論理CPU数および最大メモリ容量について解説しましたが、RHEL4に関してはさらに注意しなければならないことがあります。 RHELと呼ばれるものには、いくつかの異なったエディションがあります。サーバ・ソリューションのRHEL"AS"およびRHEL"ES"、クライアントソリューションのRHEL"WS"およびRed Hat Desktopの4つがあります。これまでに解説してきた内容は、最もハイエンド環境向けであるRHEL4"AS"に関してであり、残りの3つのエディションでは、サポートされる最大物理CPU数(論理CPUではない)および最大メモリ容量に関してさらに制限が加わります。 RHEL4"ES"では物理CPU数2/16GBメモリまで、RHEL4"WS"では物理CPU数2まで、Red Hat Desktop 4では物理CPU数1/4GBメモリまでのサポートとなります。実際には、この4つのエディションで使用されるカーネルはすべて同一で、技術的にはエディションによる相違はありませんが、サポートを受けることができなくなりますので注意してください。
表3:RHEL4のエディションによる制限
※注1:
1物理CPU=1論理CPUの場合、マルチコアCPUなどでは論理CPU数に応じて物理CPU数が減ります。
SLES9に関しては、このようなエディションによる制限はありません。 |
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| ファイルシステム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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RHEL4とSLES9では使用可能なファイルシステムが異なります。
表4:ファイルシステムの比較
※◎:
デフォルトで使用されるファイルシステム
RHEL4では非ジャーナル系のext2およびジャーナル系のext3をサポートしており、デフォルトではext3が使用されます。SLES9ではext2やext3に加えて、ジャーナル系のReiserFSとJFS、XFSもサポートされ、デフォルトではReiserFSが使用されます。 また、サポートされる最大ファイルシステムサイズおよび最大ファイルサイズも異なります。
表5:サポートされる最大ファイルシステム/ファイルサイズ ReiserFSを使用すれば、SLES9の方がRHEL4よりも大きなファイルやファイルシステムを使用することができ、より大規模な環境で使用することが可能です。しかし、バックアップツールによってはReiserFSのサポートがないので、選定の際には注意が必要です。 |
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