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| MySQLにおける32bit環境結果と64bit環境結果の比較 | |||||||||||||||
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次にMySQLです。図5がMySQLの32bit環境での結果と64bit環境での結果を同一のグラフに示したものです。 ![]() 図5:MySQLでの32bit環境と64bit環境の比較 MySQL+InnoDBエンジンは、PostgreSQLと同じく32bit環境と64bit環境にて大きな性能差はありませんでした。 一方のMySQL+MyISAMエンジンは、64bit環境の方が32bit環境より10%程度最大TPS値が低い結果となりました。それぞれの最大TPS値は、64bit環境が「2260TPS」、32bit環境が「2423TPS」でした。 ここでPostgreSQLの時と同様に、MyISAMエンジンの各テーブルのファイルサイズを調べてみました。その結果が表6です。
表6:MySQL+MyISAM各テーブルのファイルサイズ 表6の通り、PostgreSQLの時のようなファイルサイズの違いはありませんでした。よって、テーブルのファイルサイズが原因の1つではないようです。残念ながら、MySQLに関してもこれ以上の調査ができませんでした。また別の機会を捉えて更なる調査をして解説できればと思っております。 |
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| まとめ | |||||||||||||||
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今回のベンチマーク試験の結果はいかがだったでしょうか。なおこの結果によって、短絡的にPostgreSQLとMySQLどちらの性能がよいいとか悪いとかを決定付けることはできません。何故ならば、RDBMSの性能を考える上では、実現するシステムによって様々な状況を考慮した性能が求められるからです。 例えば、処理すべきトランザクションの複雑さ、単位時間あたりのトランザクション処理量、データベース容量の大小による影響、バックアップ/リストアの性能などを考慮しなければならないからです。 よって、今回のベンチマーク試験結果はあくまでも参考値として活用して頂ければと思います。 |
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