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| アラートメールに日本語を利用するには | ||||||||||||||||
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アクションの初期状態では、タイトル/本文ともに英語で送信/表示されます。このアラートメールに日本語を記述することが可能ですが、メール送信の際にヘッダ情報が付加されない仕様となっていますので注意してください。 UTF-8のまま送信された日本語のメールは、通常のメールクライアントソフトでは文字化けが起こる原因となります。もちろんPCで閲覧する場合に、エンコードをUTF-8に変更することで正常に表示させることもできますが、毎回手動で変更するのは面倒です。また、アラートメールを携帯電話で受け取りたいという場合には、エンコード自体を変更できないこともあります。 このため、ZABBIXから日本語のメールを送信するには、送信時にISO-2022-JPエンコードにあらかじめ変換しておく必要があります。 この方法を利用するためには、ZABBIXサーバがインストールされているマシン上でSMTPサーバが稼働し、正常にメール送信が行える環境が必要です。また、メールヘッダのbase64エンコードにPerlを使用しているため、あらかじめ環境を構築しておいてください。 |
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| 日本語送信スクリプトのダウンロード | ||||||||||||||||
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ZABBIX-JPのサイトから以下の日本語送信スクリプトをダウンロードし、ZABBIXサーバがインストールされているマシンの「/home/zabbix/bin」ディレクトリに「sendmessage」というファイル名で保存します。
日本語送信スクリプト:
http://www.zabbix.jp/files/sendmessage.gz
このスクリプトの先頭には以下のような設定があります。この内容を環境にあわせて修正を行います。この際に、スクリプトで設定した一時ファイルの保存ディレクトリを作成し、ZABBIXユーザからアクセス可能なことを確認してください。
### 設定
さらに、作成したファイルの所有者とパーミッションを設定します。
# chown zabbix.zabbix /home/zabbix/bin/sendmessage
次に、ZABBIXのWebフロントエンドから「Configuration → General」をクリックします。さらに右上のドロップダウンリストから「Media Types」を選択し、「Create Media Type」をクリックします。表示された画面で以下のように設定し「Save」をクリックします。
表3:スクリプト利用時の設定 最後に、「第3回:ZABBIXの基本的な監視設定」で解説したadminユーザのMedia設定を開き、「Type:Send Message」と変更して「Save」をクリックします。 以上の設定で日本語のメールも正常に送信することができるようになります。では、第4回で作成したアクションの設定を日本語に変更し、さらに送信先を携帯電話のアドレスに設定しましょう。 ZABBIXから送信されたアラートメールは図5のように受信できます。 |
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| 次回は | ||||||||||||||||
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次回は、ZABBIXエージェントの拡張機能を用いて、初期状態では備えていない項目での監視を行う方法を説明します。 |
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