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| 業務プロセスのシミュレーション | ||||||||||||||||
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モデリングの次はシミュレーションです。ProcessModelerでは以下のことを視覚的かつ数値的に検証することができます。
ここで注意しておかなければならないのは、ボトルネックは「人」であるとは限らないことです。システム応答時間かもしれませんし、業務フローに含まれる関連業務(サブプロセス)かもしれません(注2)。業務改善するにしても、ボトルネックの発生箇所に応じて対策も異なります。業務改善箇所を特定する上で、また効果的な改善成果をあげるためにも、シミュレーション機能は非常に有効です。
※注2:
ProcessModelerでは、シミュレーションを実行する際、業務フローに含まれるサブプロセスも含まれます。
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| シミュレーション設定項目 | ||||||||||||||||
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シミュレーションを実行するために以下の項目を設定します。
表5:シミュレーションを実行するために設定する項目 ProcessModelerでは、これらの設定を1つの「シナリオ」として位置付けています。また「シナリオ」を複数設定すること(注3)ができ、かつそれらを組み合わせてシミュレーションを実行することが可能です。
※注3:
例えば「月初、月末において発生件数や担当者数が変るような場合で、それぞれをシミュレーションしたい」といった際にシナリオを複数設定することで検証効果が期待できます。
上の図9はシミュレーション結果の自動作成レポートです。図を見ればわかるように、業務上でのリソース・時間などの設定閾値を超えた結果は赤字で表示されます。例えば「業務停滞時間」が赤字で表示されている場合は該当するワークステップにボトルネックが発生していることを示しています。 また「消費ユニット数」が赤字で表示されている場合は、該当するリソースの消費可能量「許容ユニット数」を超えていることを示しています。 ここから導き出される代表的なボトルネック要因は、以下となります。
表6:代表的なボトルネック要因 ボトルネックの原因は様々です。もし、ある業務プロセスに対して業務改善する必要が生じた場合、まず原因が何であるかを特定し、手作業に起因するのであれば支援システムの導入を検討し、また、業務自体をアウトソーシングすることも検討する場合もあるでしょう。 このように、これらを想定したシミュレーションを実施していくことは、最適な業務プロセスへの改善変更(PDCA)を実践する際に効果を発揮するのです。 |
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