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| BPMにおいてのパフォーマンス | ||||||||||||||
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BPMはビジネスプロセスマネジメントのことを指しますが、ビジネスパフォーマンスマネジメントと呼ばれる場合もあります。なぜならば、BPMは可視化したプロセスの稼動状況の記録から、ビジネスのパフォーマンスを明らかにするからです。 今回はBPMのパフォーマンスをテーマにして、パフォーマンスの基本的な事項からKPIやBSCを話題に取り入れます。 |
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| KPIとBSCについて | ||||||||||||||
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KPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)は戦略目標を設定し、それを実現するための重要成功要因の実施状況を評価するものです。一般的に、KPIはBSCにおける財務/顧客/業務プロセス/学習/組織の成長と比較して設定します。 またKPIは単なる指針ではなく、その結果を受けてアクションプランが実施できる実践的な目標の整理が重要となります。BPMを実施する時、そのパフォーマンスの測定がKPIに反映されるといえます。 BSC(Balance Scored-Card:経営戦略立案・実行評価のフレームワーク)は経営ビジョンや戦略からアクションプランまでの因果関係はもちろんのこと、業績評価指標同士の因果関係についても考慮することが重要です。BSCによって目標が数値化されることで、業績評価指標が客観的・定量的に目に見える形となります。 なお、米ハーバード大学のロバート・S・キャプラン(Robert S. Kaplan)教授と経営コンサルタントのデビッド・P・ノートン(David P. Norton)博士が、「情報化社会の業績評価システム」の究成果として、1992年に「Harvard Business Review」誌上に発表したのがBSCの起源といわれています。 そして、BSCは次の4つの視点から戦略を策定します。
表1:BSCにおいて戦略を策定する4つの視点 その視点(戦略)に対応する個別の重要成功要因/数値目標/KPIを設定します。戦略の計画と実施のチェックをして、アクションのサイクルを回してモニタリングし、戦略にあった事業運営を行います。BPMはプロセスをマネジメントするため、推進と定着に役立つものなのです。 |
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| 情報システムのパフォーマンス | ||||||||||||||
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パフォーマンスという面で捉えた場合、BPMは情報システム構築技術であり、パフォーマンス設計/測定/評価する重要な技術といえます。パフォーマンス設計では、システムが稼動する時にオーバースペックでコストの高いシステムにしないことが重要です。また、予定した処理ができずに設計や環境を見直さないように、事前に検証する必要があるのです。 情報システムでよく使われる「パフォーマンス」に関連する言葉には次のものなどがあり、BPMのパフォーマンスの要素と共通のものとなります。
表2:情報システムでよく使われる「パフォーマンス」に関連する言葉 |
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