第5回:SANブート (2/4)

VMware ESX Server サーバ統合ガイド
VMware ESX Server サーバ統合ガイド

第5回:SANブート

著者:デル   2006/8/16
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VMware ESX ServerでのPath障害の動き

   VMware ESX Serverは、常に1つのPathよりアクセスしており、他のPathはPassiveとなっています。Path障害においてはファイバチャネルストレージと連携して、障害ポイントによりPathの切り替えが行われます。
通常のアクセス→赤実線でアクセス
図3:通常のアクセス→赤実線でアクセス

HBA1の障害→黒実線に切り替わる
図4:HBA1の障害→黒実線に切り替わる

FCスイッチの障害→黒実線に切り替わる
図5:FCスイッチの障害→黒実線に切り替わる

SP_Aの障害→LUNがSP_AからBに移動して青実線に切り替わる
図6:SP_Aの障害→LUNがSP_AからBに移動して青実線に切り替わる

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デル株式会社
著者プロフィール
著者:デル株式会社
デルはスケーラブル・エンタープライズ戦略の重要な要素の1つとして、VMware社の仮想化技術を用いたサーバ統合ソリューションを提供しています。業界標準技術を採用した、デルのPowerEdgeサーバとDell | EMCストレージから構成されるハードウェアプラットフォームと、仮想化ソフトウェア「VMware ESX Server」、仮想マシン管理ツール「VirtualCenter」、仮想マシンの無停止マイグレーション技術「VMotion」を組み合わせることにより、柔軟でコストパフォーマンスに優れるサーバインフラストラクチャが構築可能です。

http://www.dell.com/jp/


INDEX
第5回:SANブート
  はじめに
VMware ESX ServerでのPath障害の動き
  VMware ESX ServerでのSANブート環境による問題
  DELL|EMC CX側の設定
VMware ESX Server サーバ統合ガイド
第1回 VMware関連基礎用語
第2回 仮想化環境の設計と物理サーバから仮想マシンへの移行方法
第3回 サーバの構成
第4回 インストール時の注意点とチューニングポイント
第5回 SANブート
第6回 ブレード・サーバへの導入
第7回 Dell PowerEdge 1855ブレードサーバのVMware VMotion性能
第8回 ブレードサーバで構築するVMware ESX ServerのVLANネットワーク
第9回 VMware ESX Serverの性能〜ベンチマークテスト
第10回 ブレードサーバのLAMP性能特性とサイジング(前編)
第11回 ブレードサーバのLAMP性能特性とサイジング(後編)
第12回 メール・プロトコル環境における仮想CPU(導入編)
第13回 メール・プロトコル環境における仮想CPU(仮想化CPU機能編)
第14回 メール・プロトコル環境における仮想CPU(リソース管理編)
第15回 デュアルコア・サーバによるVMware ESX Serverの性能向上

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