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| 第4週はデータベースの動向と対策を考える | ||||||||||||||||||||||||||
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データベース夏の陣、第4週目の公開記事は、PostgreSQLのクラスタリングをはじめ、運用ツールの紹介や定番のWindows Vistaで発生するデータベーストラブル解説記事など、計12本の記事が掲載された。
今回も、これらの連載記事の中から、週末にぜひ読んでおいてもらいたい注目記事をピックアップしていこう。 |
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| PostgreSQLの魅力を引き出すソリューション | ||||||||||||||||||||||||||
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ThinkITの読者の方々ならPostgreSQLはお馴染みのデータベースであろう。信頼性や性能も商用データベースと引けを取らず、様々な企業で基幹システムにも多数導入されている。 そんなPostgreSQLをより高機能に、もっと安心して利用するためのソリューションとして様々なものが展開されている。そのなかでもPostgreSQLにサポートなどを組み合わせ、企業システムでも導入しやすいPowerGresを紹介しているのが「PowerGresのすべて」という記事だ。ここでは製品の概要のみならず、導入事例まで紹介されているので、具体的にPostgreSQLの可能性を垣間見ることができることだろう。 第1回:PowerGresを知ってますか? 著者:SRA OSS 稲葉 香理 PowerGresは2003年にWindows対応製品を発売したのを皮切りに、現在ではエントリレベルの商品から高信頼性のソリューションまで、幅広いラインナップを提供しています。プラットフォームや求められる信頼性などによって、自由に選択できます。 そんなときに、PowerGres on WindowsやPowerGres on Linuxを活用することで、大きな効果が得られるでしょう。なぜならば、ある程度の規模であれば単体のデータベースで十分処理可能ですし、サポートをつけても価格が低く抑えられるので、製品全体としての導入価格を抑えることができるからです。SRA OSSでは、パッケージベンダ向けにISVプログラムを用意しており、それを活用することも有効な方法でしょう。 実際にこのISVプログラムを利用して、シナノケンシ社はCDショップ向けの検索システム「Listening Station」のCDデータ管理用データベースとしてPowerGres on Windowsを採用し、全国展開のCDショップである新星堂などにシステムを納入しています。 >>> 続きはコチラ
PostgreSQLを「もっと高い安定性を!」と望むのであればクラスタリングを構築するのが一番。そのためのソリューションも多々あるが、いま熱い注目をあびているのがPostgreSQLサーバをクラスタリングするプロダクト「PostgresForest」だ。 先週からはじまったこの連載はPostgresForestの特徴から、テーブル構成や機能までを解説している。今週公開された第2回では、負荷分散や並列処理といったものがどのように実現しているのか、その仕組みについて説明している。 第2回:解体、PostgresForest! 著者:NTTデータ 長妻 賢 PostgresForestの内部を説明するにあたって欠かすことができないのが「グローバルシステムカタログ(以下、GSC)」と呼ばれているものです。GSCを一言であらわすとPostgresForestの動作に必要な情報を集めたデータベースとなります。例えば、あるPostgresForestクラスタは何台のPostgreSQLサーバから構成されているのかや、どのPostgreSQL サーバが障害中となっているのか、どのテーブルがレプリケーションテーブル/パーティションテーブル構成なのか、といった情報が収められています。 ユーザが作ったアプリケーションがPostgresForestにアクセスした際、どのようなことが起きるのかを順を追ってみていきたいと思います。次のように、ユーザのJavaアプリケーションからJDBCアクセスを開始します。 この時、JDBCドライバは最初にGSCに接続し、GSCに格納してあるPostgresForestの構成などに関する情報を取り出します。続いて、実際に接続するユーザデータベースの場所をGSCの情報から取り出し、そのデータベースに接続します。GSCやユーザデータベースに対するコネクションは、アプリケーションがJDBCへの接続を終了するまでそのまま存在し続け、SQLを発行するたびにこのコネクションを通して処理を行います。 レプリケーションテーブルへの更新SQLを受け取ると、すべてのPostgreSQLサーバに一斉にそのSQLを引き渡します。この時SQLの内容は変更しません。ユーザアプリケーションから受け取ったそのままのSQLを渡します。これによって、すべてのPostgreSQLサーバにおいて同時に同じ更新が実施され、テーブルの内容が同一に保たれることになります。 >>> 続きはコチラ
複雑なレプリケーションの処理の仕組みなども図を使って解説しているのでとてもわかりやすい。次回は実際にPostgresForestを動かして、負荷分散や障害検出を行うする様子について紹介するとのことなので期待したい。 実際にデータベースが稼働し始めたら、次に重要となるのが運用管理である。PostgreSQLにもいろいろな管理ツールが用意されているのだが、「ツールを使って楽々データベース管理」で取り上げているのが商用の管理ツール「DB Maintenance」である。 DB Maintenanceは、PostgreSQLのデータをブロック単位にセーブロードしたり、DB診断機能により障害箇所を特定したりすることにより、高速なバックアップ・復旧をサポートするツールで、DB Monitorは、複数の異なるオープンソースデータベースを1つの監視画面から一元管理できるツールで、運用を効率化して運用コストの削減に寄与するという。こういったツールを利用することでどのようなメリットがあり、またコストの削減ができるのか、具体的な機能説明を交えながら紹介するのが次の記事である。 PostgreSQLの保守を便利にするDB Maintenance&DB Monitor 著者:NECソフト 千葉 富久美 OSSDBは商用データベースと比較して運用や保守に関しての機能が弱いため、それをなんらかの手段で補う必要があります。ここでは商用製品となりますが、PostgreSQLの保守を便利にするツール「InfoFrame DB Maintenance」とPostgreSQLやMySQLを同じインターフェースで監視するツール「InfoFrame DB Monitor」を紹介します。 データベースを使用する場合は商用/OSSに関わらず、運用計画をきちんとたてるのが重要です。特にOSSDBを使用する場合、システム全体について、どうなった場合にどう対処するか、エラーを発生させないために何をどのように監視し、どう対処するかを明確にしておくことが必要です。 これは最初に述べたようにデータベース本体の機能ではなくシステムの機能を利用して対処することが多いためです。また商用データベースと異なり、運用に関する情報があまり流通していないため、利用者側でノウハウを蓄積していくことも重要といえます。 >>> 続きはコチラ
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