実践!仮想化技術「Xen」の活用方法 1

複数の仮想サーバを効率よく配備

複数の仮想サーバを効率よく配備

   実際に仮想サーバでテスト環境を構築します。非常に簡単で、Aさんもびっくりしました。


マスターイメージからの配備
図2:マスターイメージからの配備
  • 具体的に、どうすればいいのですか?
  • あらかじめOSの基本的な部分をインストールしたマスターイメージを作っておいて、それをコピーして、各サーバのディスクイメージにすればいいのさ(図2)。

  • システムバックアップしたものを複数のサーバにリストア戻すような感じですね。ブレードサーバでやったことがあります。
  • そう。同じようなことをXenの管理OSから行うのさ。バックアップソフトも不要で、cpコマンドでディレクトリごとコピーしてDomain-Uの設定ファイルを書き換えるだけ。
  • それはお手軽ですね。もう少し早く教えてほしかったです。早く知っていれば先月あんなに残業しなくてよかったたのに…。
  • 簡単だけど、ポイントがあるんだ。

   OSのインストールイメージもテンプレート化しておいて、必要台数分コピーすればインストールにかかる時間も軽減されます。最新のパッケージへアップデートする時間も軽減できます。

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