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モデル駆動型開発手法「Software Factories」の全貌
第3回:Software Factoriesによるシステム構築手順
著者:
マイクロソフト 成本正史
2006/08/22
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はじめに
本連載の「
第2回:ソフトウェアプロダクトラインが提供する計画的な再利用性
」で紹介したように、Software Factoriesはソフトウェアプロダクトラインにより計画的な再利用性を提供する。
その延長線上にあるのは、
徹底的なソフトウェア資産の再利用による大幅な開発期間の短縮/品質の向上/開発コスト低減
だ。
ではどのようにプロダクトラインを構築すればよいのか。実は一番多く質問を受けるのがこの内容である。最終回の今回はプロダクトラインの構築手法に関して解説していこう。
プロダクトラインの構築
プロダクトラインの構築は、分析・設計・実装という作業により構成される。これらの作業は連続的ではなく、図1に示すように並列かつ繰り返し行われる。
図1:プロダクトラインの構築
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
分析段階でプロダクトラインの仕様を決定し、設計段階でアーキテクチャを規定して、実装段階で設計されたアーキテクチャに基づくソフトウェア資産を実装するということだ。
以降では、それぞれの手順について詳細に解説する。
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著者プロフィール
マイクロソフト株式会社 成本正史
デベロッパー&プラットフォーム統括本部
戦略企画本部 戦略担当部長
ファクトリーオートメーションの分野でソフト・ハードの開発を担当し、当時日本ではじめてVBAスクリプトの実装を手がける。1999年にマイクロソフトに入社。COMや.NETに関する開発コンサルティングを行い、現在「アーキテクトエバンジェリスト」として技術面の啓蒙活動中。
・blog「地中海から未来予測」
http://d.hatena.ne.jp/Gianpaolo/
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