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| SNSの社内利用を考えてみる | ||||||||||||||||||
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今回から実際に使用している企業の例を見ながら、どのように社内でSNSを使うといいのかを考えていく。 最初に取り上げるのは株式会社リバネスのSNSである。同社では社内SNSをOpenPNEで運用して約2年が経つ。現在のバージョンは2.2で、現在会員数は78名だ。
株式会社リバネス
http://www.leaveanest.com/ リバネスは2002年に設立された企業で、バイオ教育を軸に様々な事業に取り組んでいる。教育サービスが軸である以上、当然、人の良し悪しが会社の業績を大きく左右する。そのためスタッフを切磋琢磨する場として、Webのコミュニティの構想が立ち上がった。 |
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| OpenPNEにたどりつくまで | ||||||||||||||||||
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人材育成の重要性を設立当初から認識していたリバネス社だが、2003年からWebのコミュニティの構想はあり、Xoopsやフレンドマップによりその活用方法を模索していたそうだ。しかしながら、社内の人間から見た使い勝手の悪さやカスタマイズが難しいといったの壁などがあり、どのように実現すべきか試行錯誤の日々が続いたという。 予算やカスタマイズの要望などにより、オープンソースで何かコミュニティ構築ができないかと検索していた時にOpenPNEのことを知ったそうだ。 |
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| 人材データベースを作り上げる | ||||||||||||||||||
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同社には多くの優秀な理工系の学生がインターンシップとして在籍し、彼らが小中高生向けにバイオの実験教室を行っている。その授業で個々のスタッフが得た知識と経験を情報として1ヶ所に蓄積し、それらを継続的に有効活用すること。そのための人材データベースを作るのがSNSの目的である。 これはまさに「ノウハウ(know how)」ではなく「ノウフー(know who)」である。 リバネス代表取締役丸 幸弘氏曰く、「これで人財立国を目指す日本の最強の人材データベースができる」と語っているそうだ。 人材データベースを作るといっても堅苦しいものを作るのではなく、居心地のいい空間を作ることを目指しているそうだ。居心地のいい空間とは、バイオと教育という分野に特化し、きちんと規定がある状態のことである。適宜社内会議をし、SNSの規定を見直している。 |
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