SQL Serverイントロダクション 3

SQL Server Management Studioツールの利用

SQL Server Management Studioツールの利用


   メインの管理ツールであるSQL Server Management Studioは、データベースへアクセスするアカウントの設定やデータベース/テーブルの作成など、データベースを管理する様々な設定機能を備えています。

   今回は「非常に簡易的」である一例として、データベースの作成から、テーブル作成までの手順を紹介します。


新規データベースの作成


   起動したSQL Server Management Studioの左側に表示される「オブジェクトエクスプローラー」から「データベース」を選択して右クリックし、「新しいデータベース」をクリックします。「新しいデータベース」ウィンドウが表示されるので、必要な設定を行うことでデータベースが作成されます(図4)。

新しいデータベース
図4:新しいデータベース
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   データベースが作成されたら、次はテーブルの作成です。データベースの作成と同様に「オブジェクトエクスプローラー」から「データベース」を選択します。先ほど作成したデータベース名をクリックし、「新しいテーブル」をクリックするとテーブルを設定する画面が表示されます(図5)。

テーブルの作成
図5:テーブルの作成
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   必要な情報を入力し、基本的にはクリックしていくだけで、たった数分でデータベースとテーブルが作成できました。Microsoft Office Accessを使ったことのある方ならば、テーブルの作成やデータを操作するクエリの作成などを試すと、その操作が非常に似ていることに気づくでしょう(図6)。

Accessに似たインターフェース(データの操作)
図6:Accessに似たインターフェース(データの操作)
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   このようにSQL Serverは、ほとんどの方が使用しているであろうMicrosoft OfficeのGUIと同じ操作感覚で、本格的なデータベース機能を提供しているのです。

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