多機能なHibernate(前編)

2006年8月21日(月)
山之内 弘行

はじめに


   皆さん、こんにちは。本連載を担当するビーブレイクシステムズの山之内です。

   前回、SQL文を使用しないタイプのO/Rマッピングツールの1つとして「Torque」を紹介しました。第5回となる今回は、機能が豊富なO/Rマッピングツールの「Hibernate」を実際にサンプルを作成しながら解説していきます。


Hibernateとは?


   Hibernateは、Gavin King氏を中心とした「Hibernateチーム」が開発しているJavaのO/Rマッピングツールです。現在(2006年7月)の最新バージョンは3.1.3です。Hibernateは機能が豊富で、強力な検索を可能にするオブジェクトクエリ言語のHQLや、シンプルで扱いやすいAPIを提供します。

Hibernate
図1:Hibernate


Hibernateのダウンロード


   Hibernateを利用するにあたって、まず、HibernateのWebサイトからHibernate Core 3.1.3をダウンロードします。また、自動生成ツールとしてHibernate Toolsも使いますので同時にダウンロードします。

Hibernateダウンロード画面
図2:Hibernateダウンロード画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

Hibernateのサイト
http://hibernate.bluemars.net/

   ダウンロードしてきたファイルは適当な場所へ展開します。

株式会社ビーブレイクシステムズ Javaスペシャリスト
前職ではJavaを用いたシステム開発をメインに作業を行う。更なるキャリアアップを目指し、実力次第で上流工程に携われるビーブレイクシステムズに転職。現在はJavaアーキテクトとして活躍中。

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