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いまが旬!Ruby on Rails&OpenLaszlo
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第4回:WebブラウザとLZXの連携 - GoogleMapsを使用する

著者:ネットエイト  十河 学   2007/10/23
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RoRのviewにLZXアプリケーションケーションを埋め込む

   「第3回:開発環境の構築と顧客管理アプリケーションの作成」ではグリッドにデータの追加/編集と削除の機能を追加する仕組みを解説してきました。今回はRoRのViewにLZXアプリケーションを埋め込み、ページ内の JavaScriptと連携する方法をGoogleMapsを利用して説明したいと思います。

   main/indexでLZXアプリケーションケーションを埋め込んだページを作成します。コマンドプロンプト/ターミナルから次のコマンドを実行してください。
>script/generate controller main index

   ここではデバッグしやすくするために、Opnelaszloサーバを使用して埋め込む方法を説明します。OpenLaszloサーバを使用せずに通常のWebサーバに配置するには、SOLOモードでコンパイルして作成されたswfファイル、もしくはHTMLとJavaScriptファイルをページ内に埋め込む方法を採用します。

   では「index.rhtml」を次のように修正します。LZXアプリケーションをHTMLに埋め込むにはOpenLaszloに付属する「embed-compressed.js」を使用して埋め込みます。embed-compressed.jsを使うことで、JavaScriptとLZXアプリケーションケーションの通信が容易に行えます。

laszlodemo/app/views/main/index.rhtml

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


   修正が終わったら「http://127.0.0.1:3000/main」にアクセスしてRoRのviewに埋め込まれたLZXアプリケーションが正常に動作することを確認してください。

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株式会社ネットエイト 十河 学
著者プロフィール
株式会社ネットエイト  十河 学
2005年にOpenLaszloに出会う。RIAとオープンソースの可能性に感動し、OpenLaszloの情報交換を目的としたlaszlo.jpを勢いで開設。オープンソースアプリケーションはもちろん、iTunesやYouTubeから生まれるアーティストや、場所を問わないワークスタイルなどインターネットを中心として大きく変わりつつある世界の動きにも興味あり。現在はnet8のメンバーで沖縄県在住。

http://laszlo.jp


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RoRのviewにLZXアプリケーションケーションを埋め込む
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