Javaを利用した各ソリューションのパビリオン

2006 JavaOne Conference
2006 JavaOne Conferenceレポート
2006 JavaOne Conferenceレポート

Javaを利用した各ソリューションのパビリオン
会場:サンフランシスコ Moscone Center
記者:ThinkIT編集局   2006/5/23
モバイル関連のパビリオン

   今回のJavaOneでは中央広場のスクリーンで常にムービーが配信されていたが、「携帯はもちろん、ドアのノブやコンセントにもJavaが利用されている」と、Javaの汎用性をアピールが多くの場所で見ることができ、もちろんそれはパビリオンでも伺うことができた。

   「もはやモバイルはデスクトップだ」と話題になっていたSAVAJE(日本では馴染みがないが、米国で人気のある携帯電話)は初日の基調講演で紹介され、パビリオンでは多くのJavaファンが実機に触れようと列をなした。

SAVAJE
SAVAJE

   日本ではあまり馴染みがないが、もはや米国では当たり前の携帯端末になったBlack Berryは多くの幅広い参加者の興味を惹いていた。

Black Berry
Black Berry

   日本でも有名なNOKIAとMotorolaにも多くの参加者が実機に触るために列を成していた。携帯電話に多くの興味が集まるのは日米同じようだ。

NOKIA
NOKIA

Motorola
Motorola


各ベンダーのパビリオン出展

   今回のパビリオンには70以上の企業が出展しており、開場前から多くの人々が入口に並んでいた。BEAやIBMなど大手ベンダーの出展に多くの企業の注目が集まった。昨年Sunと和解したIBMはSOAに関する説明を行っており、終始Eclipseの話であった基調講演をフォローする形となった。

パビリオンの開始を待つ人々
パビリオンの開始を待つ人々

   BEAはパビリオンにて、EJBがKodo4とWebLogic ServerがデベロッパーのSOA対応を円滑にするといういう趣旨の出展をしており、多くのJavaファンの注目を集めていた。

パビリオン会場
パビリオン会場

   また、昨年に引き続きMicrosoftが出展していた。.NETとJava EE 5が強調することを初日の基調講演で示したためか、多くのエンジニアがパビリオンに訪れていた。

初日の基調講演でのWinFXとJava EE 5の関係を示していたスライド
初日の基調講演でのWinFXとJava EE 5の関係を示していたスライド


Java Champion

   Java ChampionはJava.netでコミュニティを通じてJavaの発展に貢献した人物に送られるが、本年度は日本でJava関連で著名な桜庭 祐一氏にその栄誉が送られた。桜庭氏は例年積極的に多くのセッションに参加しており、今回も多くのセッションに参加したという。

桜庭祐一氏
桜庭祐一氏

記事一覧
2006 JavaOne Conferenceレポート
開催前日 JavaOne開催前日レポート
1日目 オープンなJavaを支えるコミュニティ
2日目 OracleがJavaで目指す次世代アプリケーションプラットフォーム戦略
3日目 従来のIT資産を最大限に活用でき、xfyでXMLの新たな可能性を導くジャストシステム
Eclipseの新ロードマップ
ライセンス変更によりJREが再配布可能に
世界を見据えた日本企業ブース
4日目 技術者が語るxfy 〜 web2.0 and beyond
工業分野とリアルタイムで展開されるJavaテクノロジー
Javaを利用した各ソリューションのパビリオン
比嘉 康雄氏の講演「設定ファイルは死すべし!!!」
コミュニティ重視のSunの基本指針 〜 インタビュー

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