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浮川氏:7月以降に「xfy Enterprise Solution 1.0」をリリースして、まずはIBMと協業していく予定です。DB2を利用しており、業務効率改善のために従来にはないXMLフロントエンド導入を考えている企業様に導入されていくのではないかと思います。 日本以外では、現在スペインでXBRLのイベントである「第13回XBRL国際会議」が開催されていますが、600人規模のスペシャリストが集まって大盛況です。ヨーロッパの方がEC統合や文化的な面で日本よりもXBRLが進んでいるといえるでしょう。 浮川氏:企業にXMLDBが導入されるようになっており、もはやXMLを有効に利用するという次の段階にきていると思います。XMLで構築されたデータをWebブラウザなどで1つずつ表示させたり、単に組み合わせるということはできます。しかしXMLは非定型なので、ありとあらゆるものが想定できます。 xfyが目指すのは1ランク上のフロントエンドです。xfyによる本当のXMLの有効利用方法を世界に向けて伝えていきたいです。 浮川氏:DB2についてはIBMと共同研究を進め、DB2 Viper Extension Kit」と組み合わせていくほか、XMLに対応したDB2 ViperのフロントエンドとしてXML Queryの作成と結果のXMLの視覚化を自動的に行っています。また「xfy Enterprise Solution Plus for Oracle Database 10g」はOracle Database 10g Release2と連携し、UltraRAD(業務システムの迅速な構築)環境を実現できます。xfyは従来にないインタラクティブなフロントエンドを実現します。 浮川氏:日本はITの標準化について海外に遅れをとっているので、それを埋める必要がると考えたためです。ODFはISOに認定されたことをうけて、より重要性が増していくと思います。現在、他のODFアライアンス参加企業であるIBM社と次世代Notesの共同研究をしており、xfyをフロントエンドとして利用できるようにしています。これにより、多くの企業で採用されているNotesの可能性がより広がるのではないでしょうか。 浮川氏:今はBBSを中心として展開していますが、本年7月に出荷を予定している統合XMLアプリケーション開発・実行環境である「xfy Enterprise Solution 1.0」のリリースにあわせて拡充させていく予定です。 浮川氏:XMLは国内外問わずに、まだ早い段階であるといえるでしょう。XMLが本格的に企業システムに有効利用されるのにはあと数年かかると思いますが、xfyがそのリーディングソリューションでありたいと思っています。xfyでXMLの可能性を示していきたいという思いがあります。 それでも少しづつ企業では多くのデータがXMLで整備・蓄積されるようになってきました。しかしインターフェースやソフトウェアの機能ににあわせてデータを利用するのは間違いだと思います。自分がしたいやりかたで複数のデータを扱うこと、それこそが究極のIT利用方法ではないでしょうか。まさに「My Life」でのIT活用方法ではないでしょうか。そしてXMLの広がりとともにxfyの可能性も広がっていく世界を目指していきたいと思います。 |
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| インタビューをして | ||||
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企業内のデータをXMLとして蓄積することは広く行われ、XML環境が整備されているといっても過言ではない。ただ、その活用が多くの企業で行われているかは疑問である。複雑なソリューションが多い中、10年以上前の設計段階からシンプルにユーザ視点を貫いているxfyに大きな可能性を見出すことができた。今後も日本発のXMLの可能性を引き出すソリューションであるxfyから目が離せそうもない。 (ThinkIT編集局:石黒大介)
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