![]() |
||||
|
||||
| 前のページ 1 2 | ||||
|
吉田氏:コミュニティに参加しているエンジニアがコンポーネントを1つ作れば、世界中の人が利用できます。実際、数値が記述されたXMLを自動的にチャートにしてくれるコンポートネントは人気があり、多くのエンジニアからダウンロードされています。 吉田氏:Google Calenderと連携するコンポーネントをジャストシステムで開発したのですが、数時間で作ることができました。Google CalenderのAPIが公開される数日前でしたので、Google Mapと連携するものとしてxfyのコンポーネントは世界初となります。 羽鳥氏:これから日本でもODFに対して多くの取り組みがされていくと思います。またxfyだけではなく、今夏に一太郎がODFに対応します(対応モジュールを無償ダウンロード)。 羽鳥氏:まだ設立してから間もないのですが、ダブルバイト圏の国としてその対応を訴えていきたいです。また、日本固有の縦書きや下線、そしてルビなどへも対応も考えなくてはなりません。 吉田氏:Oracle OpenWorld Tokyo 2006で「xfy Enterprise Solution Plus for Oracle Database 10g」を発表しました。またIBM社と共同研究しており、xfyのEclipseフレームワークへのポーティングを進めています。また浮川の話にもありましたが、次期Notes上でxfyをフロントエンドとして利用する研究も進めています。 吉田氏:複数のデータを組み合わせ、それらデータを関連づけて1つの画面に表示するだけでも驚かれますが、結果としてある画面の内容を変更するとあわせて他の項目も変更される機能には目を丸くされます。 またどんな規約のXMLデータであっても、自動的に表組みをすることができます。XMLには複数の規約が存在するという問題がありますが、xfyはそういった問題点を解消するのです。 羽鳥氏:xfyは多くのことができるので、その魅力をお伝えすることはなかなか難しいです。しかしあえて一言でいえば、「XMLを利用する上での最良なフロントエンド」だといえます。柔軟なデータであるXMLは無限の可能性がありますが、規約などの差異が問題となっています。しかし、xfyはそういったXMLに関わる問題を打破し、本当の意味でのユーザビリティを実現していきます。 |
||||
| インタビューを終えて | ||||
|
今回はエンジニアにxfyの魅力を語ってもらったが、単純に従来のツールと比較できないと感じた。つまり、xfyは従来の考えを覆すくらいのイノベーションを秘めているのである。「今までできないことができるようになる」という、漠然であるがすべてのITに関わる人間にとって重要なテーマをxfyは掲げているといえよう。 ジャストシステムは一太郎やATOKなど、日本人にとって使い易いソフトウェアを開発してきた。しかしxfyを通じて、もはや日本に留まらず世界中で使い易いソフトウェアの開発に挑戦している同社の動向に注目していきたい。 (ThinkIT編集局:石黒大介)
|
||||
|
前のページ 1 2 |
||||
|
|
||||

