|
||||||||||||
| 1 2 3 4 次のページ | ||||||||||||
| 今回は | ||||||||||||
|
前回はStarTeamのビューについて説明し、並行開発をStarTeamで管理する方法を解説しました。しかし実際のプロジェクトに適用しようとすると、StarTeamの標準的な機能ではうまくいかない場合があります。今回は標準機能で不足する場合の対応として、StarTeamのカスタマイズによる方法を紹介します。 |
||||||||||||
| プロパティのカスタマイズ | ||||||||||||
|
StarTeamの構成アイテムに対しては、様々なプロパティデータを付加することができます。本連載の「第3回:障害対応時の変更要求ワークフロー」ではStarTeamの変更要求ワークフローを紹介しましたが、そこででてきた不具合情報はStarTeamの変更要求アイテムのプロパティデータそのものです。これで十分であればカスタマイズをする必要はありません。しかしもっと他の項目を管理する必要があるとか、プルダウンリストの項目が不足しているなどの場合には、プロパティのカスタマイズを行う必要があります。 |
||||||||||||
| プロパティのカスタマイズの範囲 | ||||||||||||
|
プロパティのカスタマイズの操作は、StarTeamサーバのバックエンドにあるデータベースのスキーマを変更することになるため、サーバ構成の単位で影響します。よって1つのサーバ構成の中の複数のプロジェクトで、異なるプロパティセットを持つことはできないことに注意してください。 このように複数のプロジェクトで共通のプロパティセットが定義されることには、表1のようなメリットがあります。
表1:共通にプロパティセットが定義されることのメリット もしプロジェクトごとに別のプロパティセットが必要であれば、以下の方法で対応することができます。
表2:別のプロパティセットが必要な場合 |
||||||||||||
| プロパティのカスタマイズを実行するための権限 | ||||||||||||
|
プロパティのカスタマイズはサーバ構成全体に影響のある重大な操作ですので、これを実施するためには、非常に強い権限が必要です。 図1は第3回で説明した「サーバー管理」の中にある「アクセス権」を開いたところです。 |
||||||||||||
| プロパティの種類 | ||||||||||||
|
StarTeamのサーバ構成上に新しい属性項目を追加するためには、StarTeam Cross-Platform Clientを使って、StarTeamにログインする必要があります。 図2は「StarDraw」プロジェクトにログインして、「変更要求」タブを選択した画面です。 メニューから「変更要求 → 詳細 → カスタマイズ」と選択すると、図3の画面が表示されます。 ![]() 図3:「カスタマイズ」画面 プロパティ名の左側にある各アイコンが、それぞれの属性の性質を示しています。
表3:アイコンと属性の性質 |
||||||||||||
|
1 2 3 4 次のページ |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||




