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Windows マシンのドメインへの参加
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WindowsNT/2000/XP/2003の設定
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Windows95/98/Meはドメイン・ログオンするのにSamba PDC上で何も設定が必要ないが、SambaとWindowsNT/2000/XP/2003をドメイン・メンバに加える場合は、PDCマシンの上でドメイン・メンバ・マシンのマシンアカウントを作成する必要がある。
以下をドメイン・メンバのマシン分実行する。
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# smbldap-useradd.pl -w Windowsマシン名
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WindowsNT/2000/XP/2003上では以下の作業を行う。
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- Administratorとしてログオンする
- コントロールパネルの「システム」のプロパティを起動し、「ネットワークID」タブの「ネットワークID」のボタンを押す(図1)
- 「ユーザアカウントとドメイン情報」の入力で、Samba PDCで設定したAdministratorユーザとパスワード、ドメイン名を入力する
- 「ドメインへようこそ」というダイアログが表示されることを確認する
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図1:ドメインへの参加
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Windowsクライアントからのドメイン・ログオン
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設定を行なったら、Windows クライアントをリブートし、設定したWindowsドメインにログオンする。
ログオンスクリプトや移動プロファイルが動作すれば、設定は正しく動いている。
ログオンスクリプトは、smb.confの[NETLOGON]中に配置する。実行されるコマンドはsmbldap-toolsで設定したものだ。移動プロファイルもsmbldap-toolsで設定した場所に格納される。
以上でSambaによるドメインコントローラの構築は完了だ。
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著者プロフィール
オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 小田切 耕司
早稲田大学理工学部電気工学科卒業三菱電機計算機製作所に入社し、汎用機、UNIX、Windowsの開発を経てミラクル・リナックス社へ2001年入社Sambaとは1996年からの付き合い。日本初のSamba解説本を執筆し、Samba日本語版を最初に開発した。日本Sambaユーザ会の設立にも寄与し、初代代表幹事を務める。日本Webminユーザーズグループの副代表幹事などもつとめ、最近はLinuxコンソーシアムのセキュリティ部会のリーダなどもつとめている。
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