セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「ParrotOS 7.3」リリース ─ 最新CPU向けの最適化パッケージを提供

x86-64-v3/ARMv8.2-A対応、メニューシステム刷新や公式Vagrant boxなど

7月1日 23:28

 Parrotsec.orgは6月29日(現地時間)、セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「ParrotOS 7.3」をリリースした。

  「Parrot」は、Debian GNU/Linuxをベースとし、セキュリティ施策ツールや開発ツールを搭載した、主にホワイトハッカー向けLinuxディストリビューション。セキュアなシステムに加え、セキュリティテスト、ペネトレーションテストなどを行うツール、デジタルフォレンジック、リバースエンジニアリング、プライバシー保護などの用途を想定している。セキュリティツールを収録した「Security Edition」のほか、日常利用や開発用途向けの「Home Edition」なども提供されている。

 「Parrot OS 7.3」では、すべてのエディションが再構築された。今回の更新はセキュリティツールの追加よりもシステム本体の改善に重点を置き、最近のハードウェアにおける性能向上と、日常的な操作性の改善が行われている。

 「Parrot OS 7.3」のハイライトは次の通り。
〇新しいCPU命令セット向けに再コンパイルした最適化パッケージリポジトリを追加
〇amd64環境でx86-64-v3、arm64環境でARMv8.2-Aをサポート
〇圧縮、暗号化、ハッシュ、メディアエンコードなどの処理性能を改善
〇メニューシステムをGoで再実装
〇メニューから各セキュリティツールをワンクリックでインストール可能に
〇Home EditionおよびSecurity Edition向けの公式Vagrant boxを提供
〇データを収集しない新しいFirefoxスタートページを追加
〇ISOイメージのサイズを縮小
〇各エディションで不要なプリインストールパッケージを削減
など。

 「Parrot 7.3」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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