モジュール型ボットネット「Necurs」がDDoS攻撃能力を獲得

2017年3月4日(土)

Threatpostは2月27日(現地時間)、モジュラ型ボットネット「Necurs」がDDoS攻撃能力を獲得したと発表した。

「Necurs」はモジュール型のマルウェアで、モジュールを組み込み・組み換えることによって機能を獲得する。主にボットネットを形成し、サイバー攻撃に悪用される。

今回の発表では、2016年9月頃にNecrusが改造され、DDoS攻撃能力およびSOCKS/HTTPプロキシ機能を獲得したと見られるという。従来から脅威の1つとして警戒されていたが、DDoS攻撃能力を獲得したことで、さらなる脅威となった。NecrusはPCやIoTデバイスに感染しても、ユーザが気づきにくい傾向があるため、今後さらに猛威を振るい続ける危険があるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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