遠隔操作ウィルス、DDoS展開、ランサムウェアの機能を合わせ持ったマルウェア「Borat RAT」が発見される
2022年8月25日(木)
The Hacker Newsは8月22日(米国時間)、新しい遠隔操作ウィルス(RAT: Remote Administration Tool)「Borat RAT」に関する注意喚起を発表した。
遠隔操作ウィルス(RAT)は、通常ネットワークリソース、ファイルへのアクセス、マウスおよびキーボードなどへの制御など被害者のシステムを制御するための機能が搭載されている。「Borat RAT」には、このような機能だけでなく、ランサムウェアや分散型サービス拒否攻撃(DDoS)を展開する機能を持っているという。RAT、DDoSの展開、ランサムウェアの3つの機能を持つマルウェアは珍しく、同社は注意を呼びかけている。
「Borat RAT」などのパッケージ化されたマルウェアの危険性は未知数な部分も多く、今後注意が必要。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
注意喚起本文
その他のニュース
- 2024/12/15 オープンソースの監視ソフトウェア「Zabbix 7.2.0」リリース
- 2024/12/14 AWS、「Data Exports for FOCUS 1.0」の一般提供を開始
- 2024/12/13 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.12 "ROME"」リリース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。