Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発 5

JSPの実行

JSPの実行

JSPの作成

それでは、簡単な例として、JSPファイルを作成してみましょう。プロジェクト直下にhoge.jspという名前で新規ファイルを作成してください(図9)。


 

JSPファイルの作成
図9:JSPファイルの作成


そして、hoge.jspをテキストエディタで次のように編集します。

作成するhoge.jspのソースコード

 





 

Tomcatの起動

Tomcatを起動し、作成したJSPの動作を確認します。Eclipseメニューの「Tomcat→Tomcat起動」を選択します(ツールバーのTomcatアイコンからも同様の操作が可能)。コンソールにTomcatのログ が表示され、Tomcatが起動します。

ブラウザから http://localhost:8080/myweb/hoge.jsp にアクセスします。図10の画面が表示されればOKです。
 

JSPの動作確認
図10:JSPの動作確認


Tomcatを終了するには、メニューかツールバーから「Tomcat停止」を選択します。

 

コンパイルエラーの場合

コンパイルエラーの場合は、スクリプトレット()内の文法 を確認してください。また、JDK1.4 + Tomcat5.0.xを利用している方で、を「JSPのクラスをコンパイルできません」というエラーが表示される場合は、「JVMの設定」が誤っている 可能性が高いので、次のことを確認してください。

  1. Eclipseの設定画面の「Tomcat→JVM」でJVMの名前を確認する
  2. Eclipseの設定画面の「Java→インストール済のJRE」で、上記のJVMの名前のJREの「ロケーション」のディレクトリを確認する

このロケーションがJDKのディレクトリでなく、JRE(C:\Program Files\Java\j2re1.4.x)などになっている場合は、「インストール済のJRE」画面の「編集」ボタンから正しいJDKのディレクトリを指定し直してください。その後、Eclipseメニューかツールバーから「Tomcat再起動」を選択し、もう一度アクセスします。


まとめ

今回はTomcatプラグインを利用したWebアプリケーションの作成方法を説明しました。と言っても、まだJSPしか作っていないので、次回はサーブレットを作成します。また、Tomcatプラグインの動作についてもう少し説明します。

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