Javaアプリケーションサーバのクラスタリング機能比較 4

マシンの作成

マシンの作成

マシンを作成するには、管理コンソールにログインして「ドメインコンフィグレーション→マシン」を選択します。WebLogic Serverを実行するサーバがWindowsマシンの場合は、「新しいMachineのコンフィグレーション」を選択して「名前」を入力してください。 UNIXマシンの場合は、「新しいUnix Machineのコンフィグレーション」を選択してください。そして最後に「作成」ボタンを押してマシンを作成します。

この作業を繰り返して、APサーバ2台分の「マシン」を作成します。


マシンの作成(UNIXの場合)
図5:マシンの作成(UNIXの場合)
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

クラスタの作成

クラスを作成するには、「ドメインコンフィグレーション→クラスタ」を選択します。「新しいクラスタのコンフィグレーション」を選択して、「名前」と「クラスタアドレス」を入力してください。「クラスタアドレス」にはクラスタとして利用する2台のAPサーバのホスト名(もしくはIPアドレス)をカンマで区切って入力します。

この設定の際に「ロードバランスアルゴリズム」も必要に応じて変更してください。今回はデフォルトの設定を利用します。そして最後に「作成」ボタンを押してクラスタを作成します。


クラスタの作成
図6:クラスタの作成
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

管理対象サーバの作成

管理対象サーバを作成するには、「ドメインコンフィグレーション→サーバ」を選択します。「新しいServerのコンフィグレーション」を選択して、管理対象サーバを作成します。「名前」を入力して、先ほど作成した「マシン」と「クラスタ」を選択します。

次に「リスンポート」を設定します。このポート番号はクラスタを構成する管理対象サーバ間で同じものを指定して、管理サーバとは異なるポート番号を指定するようにしてください。そして最後に「作成」ボタンを押します。

管理対象サーバはクラスタとして利用する分を作成する必要があります(「名前」と「マシン」の設定が異なる「サーバ」を作成する)。今回は2台分になりますので、2回作成する必要があります。


管理対象サーバの作成
図7:管理対象サーバの作成
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

これでクラスタの設定は完了です。それでは管理サーバを再起動してください。

管理対象サーバの起動

クラスタの設定が完了したら、管理対象サーバを起動しましょう。起動するスクリプトは管理サーバとは異なり、 startManagedWebLogic.sh(WindowsはstartManagedWebLogic.cmd)を使用します。このスクリプトの書式は以下の通りです。

管理対象サーバの起動するスクリプト
startManagedWebLogic.sh 管理対象サーバ名 管理対象サーバへのURL:ポート番号 書式の例
startManagedWebLogic.cmd MyServer1 http://hostname.domainname:7001    この例にそって、管理対象サーバ2台分を起動してください。

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