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Pivotal Big Data Suiteの全製品がOSSに、ジム・ゼムリンが語るOSSのハードル、ほか

2015年3月20日(金)
吉田 行男

こんにちは、日立ソリューションズの吉田です。

今週は、ずいぶんと暖かい日が続き、初夏を思わせるような日もありましたが、来週はまた一転、寒い日もあるようです。体調管理が大変な日々が続いていますが、お変わりありませんか?

今週も注目すべきトピックをまとめましたので、ゆっくりとご覧下さい。

Pivotalジャパンの「Pivotal Big Data Suite」、全製品がOSSに

Pivotalジャパンは3月12日、ビッグデータ処理のスイート製品「Pivotal Big Data Suite」の新版を発表しました。MPP型DWHの「Greenplum」やHadoop用SQLエンジン「HAWQ」などを今回からOSSとして公開しました。これで、Pivotalが扱う製品は全てOSSになりました。また、PivotalはHadoopの基礎的な部分を「カーネル」として標準化する取り組みである「Open Data Platform」を米国ホートンワークスや米国IBMなどと提携して始めています。
(参照記事:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/031200901/

レッドハット、エンタープライズ向けDockerコンテナエコシステムプログラムを発表

この取り組みは、パートナー企業が、Dockerコンテナと「Docker Engine」を使用した、認証を受けた信頼できる安全なエンドユーザー向けアプリケーションコンテナを設計、開発、配布しやすくするものです。参加パートナーはRed Hatコンテナ開発キットを利用できるようになり、コンテナ化されたDockerアプリケーションの作成が容易になります。
(参照記事:http://japan.zdnet.com/svc/nls/?id=35061726

Dockerコンテナを非専門家でも使えるようにした学生プロジェクトKitematicをDockerが買収

現在のKitematicはMac専用で、Dockerコンテナのインストールや管理を単純化してくれるツールです。ふつうに手作業でやると30分から1時間ぐらいかかる仕事が、ほんの数分で済むようになり、インストールしたDockerコンテナは、ワンクリックでローンチできるようになります。買収後の最初の仕事は、Windowsバージョンの開発になるようで、公表されているロードマップによると、5月か6月には登場するようです。
(参照記事:http://jp.techcrunch.com/2015/03/13/20150312kitematic-founders-barely-two-years-out-of-college-sell-to-docker/

Linux Foundationのジム・ゼムリン、OSSの次のハードルはセキュリティとエンジニアの収入?

3月11日に日本OSS推進フォーラムが開催した「OSSシンポジウム2015」にLinux Foundationのエグゼクティブディレクターであるジム・ゼムリン氏が登壇しました。ミッションクリティカルなビジネスを担う企業から新興のベンチャーまで、あらゆる企業がOSSを利用しており、さらに拡大するだろうと宣言しました。しかしながら、インターネットのインフラの要所を支えるさまざまなソフトウェアが、実は非常に少人数のエンジニアの貢献によって成り立っており、そのようなエンジニアが経済的に困窮していることを明らかにし、テクノロジー以外の社会的、経済的な問題がOSSの課題であると説明しました。
(参照記事:http://thinkit.co.jp/story/2015/03/17/5708

ソフトもハードもオープンソース 部品は3Dプリンタで出力 小型2足歩行ロボット「PLEN2」、開発資金募集中

プレンプロジェクトが小型2足歩行ロボットの開発費を募るクラウドファンディングを行っています。コンセプトは、「オープンソース」「プリンタブル」で、ソフトウェアだけではなく、ハードウェアもオープンソース化することをめざし、主要パーツの3Dデータを無償で公開しています。製品本体の出荷は11月頃を予定しており、「PLEN2」組み立てキットは、10万8,000円の予定です。
(参照記事:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/18/news152.html

◆編集後記◆

『春に三日の晴れなし』という通り、今週は雨が多く降った週でした。過去10年の東京は、平均で晴天の日が2.5日と本当に3日続けて晴れることがないようです。このように周期的に天候が変わることによって、徐々に暖かくなってきて、『桜』の季節になります。とはいえ、3月が年度末の会社は、最後の追い込みでそんな悠長なことも言ってられません。

みなさん、あと少しです。頑張りましょう!

株式会社日立ソリューションズ
2000年頃より、Linuxビジネスの企画を始め、その後、オープンソース全体の盛り上がりにより、Linuxだけではなく、オープンソース全般の活用を目指したビジネスを推進している。
現在の関心領域は、OpenStackを始めとするクラウド基盤、ビッグデータの処理基盤であるHadoop周辺及びエンタープライズでのオープンソースの活用方法など。
 
株式会社日立ソリューションズ 技術開発本部
オープンソース技術開発センタ 主管技師

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