VMware vCenter Server 6のインストール
vSphere Web Clientへのインストール
表示されたURLでブラウザからアクセスしてください。SSLは自己証明書となりますので警告が表示されますが、継続して表示するとログイン画面が表示されます。SSOで設定したドメイン名、パスワードをもとにログインしてください。
ログインすると以下の画面となります。
Windows版のインストール
Windows版のインストールですが、こちらも少し変更になっています。ISOをマウントして起動すると以下のような画面となります。以前あったsimple installというのはなくなりました。代わりに、Windows 版 vCenter Serverのインストールとなります。なお、Windows版 vCenter Serverをインストールするには.Net Framework 3.5.1を事前にインストールする必要がありますのでご注意ください。
起動するとウイザード形式のインストーラが起動しますので指示に従ってインストールしてください。
以前は、MS SQL Server ExpressがデータベースサーバとしてインストールされましたがvCenter Server 6からはPostgresがインストールされることになります。もちろん、PostgresではなくOracleまたはMS SQL データベースを利用することも可能です。
まとめ
vCenter Serverのインストール方法などは大きく変わりましたが、基本的な機能などは変わっていません。WindowsネイティブであるvSphere Clientやブラウザで利用できるvSphere Web Clientなども使い勝手はそのままです。特に、アプライアンス版のvCenter ServerはWindows Serverのライセンスが必要ありませんのでコストメリットも大きくなるのではないかと思います。みなさんもバージョンアップを念頭に、本稿を参考にしていただきvCenter 6.0をインストールしてみてください。
【参考文献】
vSphere 6 Features - vCenter Server 6 Details, (VCSA and Windows) - ESX Virtualization
http://www.vladan.fr/vsphere-6-features-vcenter-server-details